ホンダ「N-BOX」「N-WGN」などリコール 走行中エンストに至るおそれ

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本田技研工業は6月2日、「N-BOX」「N-BOX カスタム」「N-WGN」「N-WGN カスタム」「N-ONE」「N-VAN」「N-BOX スラッシュ」「N-BOX +」「N-BOX + カスタム」「S660」計10車種の燃料装置(低圧燃料ポンプ)に不具合があるとして30万7,351台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成29年8月30日~令和元年5月21日。不具合の件は237件。

不具合の部位は燃料装置(低圧燃料ポンプ)で、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。 改善措置は、全車両で低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

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