<Drive! NIPPON>大自然のアートにほれぼれ!キツネと絶景に心癒される 宮城・蔵王ドライブ

ドライブ

四季折々さまざまな表情を見せる宮城・蔵王エリア。なかでも山々が紅葉をまとう秋は、絶好のドライブシーズンです。蔵王エコーライン・蔵王ハイラインを走り、象徴である神秘的な御釜を巡ったら、遠刈田温泉でリフレッシュ。キツネとの触れ合いや、御釜をモチーフにしたピザなど、欲張って日本の秋を心ゆくまで満喫しませんか。(写真提供:宮城県観光プロモーション推進室)
※11月初旬から冬期通行止になります。事前にご確認ください

 

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。

 

START JR東北本線 白石駅

①宮城蔵王キツネ村

②森のピザ工房 ルヴォワール

③蔵王エコーライン・蔵王ハイライン

④御釜

⑤遠刈田温泉 まほろばの湯

 

100頭を超えるキツネたちがお出迎え。子ギツネ抱っこ体験は貴重

森の中で放し飼いにされたキツネたちに出会える、ちょっと珍しい「宮城蔵王キツネ村」。北海道に主に生息するキタキツネ、黒っぽい毛をもつ珍しいギンギツネ、りりしいプラチナギツネなど8種類のキツネたちがのんびり過ごしていて、時には後ろから付いてきたりと愛らしい姿を見せてくれます。エキノコックス感染対策が徹底されているので、ほわほわした子ギツネの抱っこ体験ができ、加えてウサギやヤギ、ポニーと触れ合うこともできるとか。冬毛に生え替わる秋冬は、よりもふもふしたキツネの姿が見られます。

■住所:宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3
■TEL:0224-24-8812
■営業時間: 9:00~16:30(最終入場16:00)、水曜定休 ※冬季は営業時間が異なります。
■入場料:大人(中学生以上)1500円、小学生以下無料 ※お子様1人につき大人1人の付き添いが必要です。
■URL:http://zao-fox-village.com/

 

ノスタルジックな校舎の雰囲気の中「蔵王のお釜ピザ」に舌鼓

蔵王のシンボル「御釜」へ出かける前に、御釜をモチーフにしたピザで腹ごしらえ。「森のピザ工房 ルヴォワール」は木造校舎風の建物で味わう手作りピザが評判のお店。名物の「蔵王のお釜ピザ」は御釜さながらの形状が楽しく、中には蔵王の牛乳でつくられたチーズがとろ~り。パン職人がつくる天然酵母のピザ生地は岩手県産小麦・大島の海塩といった良質な材料と蔵王の水で練り上げたもので、外はカリカリ、中はフワフワの食感。地元食材との相性ぴったりで、濃厚なクリームチーズにオリジナルはちみつをかけた「太陽の生はちみつピザ」も人気上昇中だそう。廃校を活用していた旧店舗の名残をとどめたノスタルジックな建物にもついカメラを向けたくなるはず。

■住所:宮城県柴田郡川崎町大字前川字松葉森山6-5
■TEL : 0224-86-4678
■営業時間: 平日10:00~16:00、土日祝10:00~17:00、ラストオーダーは閉店30分前。火曜定休(生地がなくなり次第終了)
■URL:https://revoir-inc.com/

 

「蔵王エコーライン」の紅葉ドライブ。御釜へは「蔵王ハイライン」で

宮城県蔵王町と山形県上山市をつなぐ「蔵王エコーライン」は、蔵王連峰を東西に横断する全長約26キロメートルの山岳道路。紅葉ドライブができる名所としておなじみで、9月下旬に山頂付近から色づき始め、10月下旬にかけて山麓へ紅葉がおりていきます。色鮮やかなブナやモミジの中を颯爽と走るなら、渋滞のピークを避けて早朝などに出発するのもおすすめです。
蔵王エコーラインの最高点・刈田峠まで上がってきたら、分岐して「蔵王ハイライン」へ。こちらは御釜へと続く全長2.5キロメートルの有料道路で、標高が高く車窓からの眺めが抜群。標高1750メートルの終点には蔵王山頂レストハウスと駐車場を完備。雄大な絶景を眺めながらひと休みしてみては。
(写真提供:宮城県観光プロモーション推進室)

■住所:蔵王エコーライン=宮城県刈田郡蔵王町・白石市七ヶ宿町・山形県上山市、蔵王ハイライン=宮城県蔵王国定公園内
■営業時間:蔵王エコーライン=冬期通行止め前後に夜間通行止めあり、蔵王ハイライン=7:30~17:00(4月下旬~ GW 明け、10月下旬~冬期通行止前は8:00~16:00)。両道路とも11月初旬~4月下旬は冬期通行止
■料金:蔵王エコーライン=無料、蔵王ハイライン=軽・普通自動車550円、二輪車(125cc超)390円

 

大自然の神秘、エメラルドグリーンの水をたたえる「御釜」

蔵王を代表する絶景といえば、荒々しい火口壁に囲まれた火口湖「御釜(おかま)」。蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に囲まれた直径325メートルほどの火口湖で、26回の噴火を繰り返して今の美しい湖になったとか。太陽光によってエメラルドグリーンの湖面の色が変化する神秘的な姿から、「五色湖」とも呼ばれています。この火山地帯らしいダイナミックな絶景は本格登山でしか拝めないと思いきや、蔵王山頂レストハウスから御釜展望台まで徒歩3分ほどと気軽にアクセスできるのがうれしい限り。山麓との気温差が大きいので、防寒着を用意して出かけるのがポイントです。
(写真提供:宮城県観光プロモーション推進室)

■住所:宮城県蔵王国定公園内
■期間:11月初旬~4月下旬は冬期閉鎖のため見学不可

 

「遠刈田温泉」で星空と源泉掛け流しの贅沢を

豊かな湯量と400余年という歴史を誇る「遠刈田(とおがった)温泉」。日帰り温泉施設の「遠刈田温泉 まほろばの湯」では大浴場や巨石をくり抜いた巨石露天風呂、ミストサウナ、足湯がそろい、2種類の源泉掛け流しの湯を心ゆくまで楽しめます。夜にはこぼれるような星空が広がり、月や星を見上げながらの露天風呂、という贅沢な時間を過ごせて至福。湯上がりは武田信玄ゆかりの古民家を移築再生した食事処「くぬぎ庵」や炭火焼肉「まほろば」で地元グルメを堪能したり、「星灯りの宿まほろば」に宿泊したりして、パワーチャージするのもいいですね。

■住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字新地東裏山34-208
■TEL:0224-34-2641
■営業時間:平日9:00~20:30、土日祝7:00~22:00(最終入場閉館30分前)
■料金:大人=平日700円、土日祝800円、小学生=平日400円、土日祝500円。17:00~は各料金より100円引き
■URL:http://www.mahorobanoyu.jp/

 

本記事は、おでかけ情報ウェブマガジン「Drive!NIPPON」からの転載です。

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