こんぴらまいりや琴平温泉など、香川屈指の観光地琴平。こんぴら参道や参道近隣の商店街では近年、話題のスポットが続々オープンしています。今回は、琴平を訪れたら立ち寄ってみたいスポットをご紹介!
(写真提供:(公社)香川県観光協会)
※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。
昔から根付く香川のうどんを歌って踊って作って味わう「中野うどん学校」
こんぴら参道の名物店・中野うどん学校。全国でも有名な「作って食べる」うどん打ち体験ができるスポットです。「粉と塩と水とやる気があればうどんはできる!」と、うどんティーチャーズが最新のヒット曲に合わせて歌って踊り、楽しみながらうどん作りを指導。麺棒とレシピ付の卒業証書を受け取り、自宅でもうどん打ちができるように育ててくれます。
シンプルに昔ながらの配合で作るうどんは、お客様の顔を見て茹でると時間がかかりすぎ、あらかじめ茹でておくと伸びておいしくなくなるというジレンマを抱えていたのだそうです。それを解消するために、うどんを作るところから楽しんでもらおうと始まった試みでした。コシのある打ち立て・作り立てのうどんのおいしさはやみつきになりますよ!
(写真提供:中野うどん学校)
■住所:香川県仲多度郡琴平町796
■TEL:0877-75-0001
■URL:https://www.nakanoya.net/
こんぴらさんのご利益をお裾分けする加美代飴「五人百姓 池商店」
五人百姓というのは、代々こんぴらさんの神事をお手伝いされている5軒の家筋のことで、参道のみならず、365段目の神域でも飴を販売することを許されています。気軽に参拝しにくい山上にあるこんぴらさんのご利益を登った人が、登れない人へ持ち帰るという意味で作られた「加美代飴」は、賞味期限も長くベタベタしないのが特徴。参拝時の疲労回復にもおすすめですが、熱に強い包装を施しているためお土産としても最適です。
店内には飴だけでなく、飴がけのソフトクリームやドリンク、夏季限定の飴シロップをかけたかき氷などのオリジナル商品のほか、丸亀うちわや讃岐一刀彫など香川の名産品もずらり。飴の手流しも見学できるので、ぜひ貴重な飴づくりを鑑賞してください!
(写真提供:五人百姓 池商店)
■住所:香川県仲多度郡琴平町933番地(表参道石段69段目)
■TEL:0877-75-3694
■URL:https://www.ikesyouten.com/
ソフトクリーム王国とも言われる香川のご当地ソフトは必食!
香川県は豊かな自然に囲まれていて多くの名産があります。近年は、そんな名産を使ったソフトクリームがSNSでも話題に!こんぴら参道にも、いろいろな味のご当地ソフトがあります。カラフルで、女性にも人気なのが「おいりソフト」。おいりというのは香川県に婚礼の引き出物などでも伝わる米菓子のこと。ほんのり甘く軽い舌触りのおいりがソフトクリームにトッピングされたやさしい味わいのアイスです。ほかにも、金箔で覆われた金箔ソフトや名産である和三盆や瀬戸内塩のソフトクリーム、うどん県らしいかまたまソフトなど、試してみたいフレーバーがたくさん。785段の階段を登り降りした疲れを一気に吹き飛ばしてくれますよ。
(写真提供:中野うどん学校)
ここでしか手に入らないお土産物を見つける「YOHAKu26」
こんぴら参道の26段目にあるセレクトショップ「YOHAKu26」。旅の余白を日常へ持ち帰るというコンセプトのお土産物屋さんです。江戸時代、全国各地から参拝客が集まるこんぴらの参道は文化の発信地でもありました。お土産物を通して、非日常と日常を繋ぎたいと地元の伝統工芸や産業のみならず世界のクリエイターと商品作りをしています。山の上にある海の神様こんぴらさんならではの海をモチーフにした「こんぴら順風満FUNだるま」や、本物のおいりを使用したアクセサリー「oiri kazari」など、かわいくてユニークなお土産物がたくさんラインナップされていますよ!大切なあの人へのお土産物として、自分への思い出の一品として、ぜひ立ち寄ってみてください。
(写真提供:YOHAKu26)
■住所:香川県仲多度郡琴平町948-2 こんぴら参道26段目
■公式Instagram:https://www.instagram.com/yohaku26/
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江戸時代から受け継ぐ酒蔵の歴史を体験「金陵の郷」
参道沿いにある「金陵の郷」は、江戸時代から続く酒蔵を当時のまま残し、お酒の歴史を伝えるミュージアム兼ショップです。中央には、こんぴらさんの天狗が休憩したといういわれのある大楠がそびえる「くすのき広場」があり、参拝の休憩処としての役割も担っています。歴史館では、伝統的なお酒造りの工程を当時の道具と模型でわかりやすく再現。文化館では徳利や酒器などが展示されています。
ショップでは、お土産にも最適なセットや小さめサイズから大吟醸、限定酒などさまざまな日本酒が販売されています。ここでしか買えない限定品もありますよ!季節やお料理、シーンに合わせて日本酒を選んでみてください。試飲をすることもできます!
(写真提供:金陵の郷)
■住所:香川県仲多度郡琴平町623
■TEL:0877-73-4133
■URL:https://www.nishino-kinryo.co.jp/museum/
新町商店街に2023年6月オープンしたブルワリー「DONZO Brewing」
琴平駅からこんぴら参道へ向かう道にある新町商店街に、マイクロブルワリー「DONZO Brewing」がオープンしました。四国地方を中心としたクラフトビール6種とおつまみが用意され、バー感覚で気軽に立ち寄ることができます。醸造所も併設されていて、ブルワーがビールを作る様子がうかがえるのもライブ感抜群のお店です!
こちらは元陶器店だった商店街の空き店舗をリノベーションし、商店街活性化を目指した試みの1つ。麦芽かすを使った商品作りや地域とのコラボレーション商品など、など持続可能な計画も予定されています。夏にはオリジナルクラフトビールも提供予定とのこと。楽しみですね。こんぴらまいりの後は、キンキンに冷えたビールが待っていますよ!
(写真提供:株式会社パソナグループ)
■住所:香川県仲多度郡琴平町182-2
■公式Instagram:https://www.instagram.com/donzo_brewing/
オリジナルノートが作れる新町商店街の注目スポット「琴平文具店」
新町商店街にある「琴平文具店」にもぜひ足を延ばしてみてください。おすすめは「コトノート」。表紙、サイズ、紙質、色、留め具の有無、刻印の有無などすべて自分でセレクトし、15~30分程度でオリジナルノートが完成します。参拝前にオーダーし、参拝後に受け取るなんてことも可能ですよ!
奥の駄菓子コーナーも注目。オフィス棚のような引き出しを開けるとたくさんの駄菓子が!小さなお客様が届く下段にはやさしい素材の駄菓子を置く配慮もしてくれています。個性豊かでかわいい文房具に小銭で買えるお菓子たち。いくつになっても懐かしさとともに胸の奥をくすぐってくれる、そんなスポットです。
(写真提供:株式会社パソナグループ)
■住所:香川県仲多度郡琴平町183
■TEL:0877-58-8188
■URL:https://kotohira-bungu.com/
※本記事は、おでかけ情報ウェブマガジン「Drive!NIPPON」からの転載です。