<Drive! NIPPON>海とともに発展してきた街を満喫 広島・呉ドライブ

ドライブ

戦艦大和で有名な造船の町として知られる広島県呉市。今回のドライブでは、海軍や造船に関連する「大和ミュージアム」や「アレイからすこじま」を訪ね、そして、7つの橋で繋がる7つの島々「安芸灘とびしま街道」の大崎下島と豊島に立ち寄り、のんびりと自然や町並み散策を楽しむプランを紹介します。海を身近に感じる呉市内のドライブへ出かけてみませんか。

 

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。

 

START 呉駅

①大和ミュージアム

②アレイからすこじま

③御手洗町並み保存地区

④十文字山公園

 

1/10の戦艦大和は必見「大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)」

戦艦大和を建造し、日本一の海軍工廠の町として栄えた呉市。その呉市にある大和ミュージアムは、戦艦大和などを通して、呉の歴史や造船、製鋼をはじめとする様々な科学技術を紹介する博物館です。館内に入って驚くのは、約1/10のスケールで再現されているという巨大な戦艦大和の模型。迫力ある巨大模型を間近で見ることができたり、船を中心とした科学技術の原理を体験できたり、また、零式艦上戦闘機六二型などの貴重な実物資料などが展示されていたり。たくさんの展示や体験から呉の歴史や技術を学ぶだけでなく、平和について考えさせられる貴重なひとときが過ごせます。

■住所:広島県呉市宝町5-20
■TEL:0823-25-3017
■URL:https://yamato-museum.com/

 

間近で潜水艦が見られる珍しい公園「アレイからすこじま」

海上自衛隊の潜水艦と護衛艦が停泊している様子を間近で見られる、世界でも珍しい公園。潜水艦以外にも旧海軍の魚雷積載用のクレーンなど、海軍ゆかりのものを見ることができます。ここでしか見られない迫力ある光景は圧巻。また、周辺には旧海軍工廠のレンガ造り倉庫が並んでおり、レトロな雰囲気が漂っています。あの戦艦大和は、この近くのドックで極秘に建造されたのだとか。そんな海軍の町ならではの景色を満喫してください。

■住所:広島県呉市昭和町
■TEL:0823-23-7845(くれ観光情報プラザ)

 

レトロな港町を散策「御手洗町並み保存地区」

瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の東部にある御手洗(みたらい)地区は、江戸時代に潮待ち・風待ちの港として栄え、多くの船が寄港していました。集落には、当時の発展の痕跡を見ることができる町並みがそのまま留められており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。商家や茶屋、神社などの古い建造物に、その間を網の目のように巡る小路。時が止まったような御手洗の町並みは、住んだことはなくても懐かしい気分が味わえるはず。時間をかけて、ゆっくりと散策をお楽しみください。

■住所:広島県呉市豊町御手洗
■TEL:0823-67-2278(御手洗休憩所)

 

瀬戸内海を一望する絶景スポット「十文字山公園」

高さ8mもあるドーム状の展望台が象徴的な、豊島・十文字山山頂にある自然豊かな公園。展望台からの眺望は抜群で、雄大な瀬戸内海の多島美を360度見渡すことができます。よく晴れた日には四国の山々を望むことも。島の自然を感じながら、青く穏やかな瀬戸内海の絶景に癒されること間違いなしです。

■住所:広島県呉市豊浜町豊島
■TEL:0823-68-2211

 

素朴だけどクセになるご当地麺「呉冷麺」

冷麺と聞くと、韓国冷麺や盛岡冷麺のように冷たいスープに歯応えのある独特の麺をイメージする人も少なくないと思います。そんな中、呉市では地域独特の「呉冷麺」がソウルフードとして愛されていたそう。太めの平打ち麺に甘酸っぱいスープを絡めていただくのが呉冷麺の特徴で、トッピングには、きゅうりやチャーシュー、えび、ゆで卵など、お店によって異なります。見た目は冷やし中華のようでも味は別物。酸味と辛味、そして甘味を感じる絶妙な味わい。お好みで酢をかけて、呉流の食べ方をお試しください。

 

本記事は、おでかけ情報ウェブマガジン「Drive!NIPPON」からの転載です。

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