ルマン24時間レースは耐久試験が目的だった。
19世紀末産声を上げた、1馬力にも満たない内燃機は、半世紀後には3500馬力にもなるのだが、自動車用のレーシングエンジンなどは、リッター当たり出力100馬力なんてものはとうの昔で、1968年登場のトヨタ7はターボ加給によ […]
続きを読む19世紀末産声を上げた、1馬力にも満たない内燃機は、半世紀後には3500馬力にもなるのだが、自動車用のレーシングエンジンなどは、リッター当たり出力100馬力なんてものはとうの昔で、1968年登場のトヨタ7はターボ加給によ […]
続きを読む人は欲の塊、満足という言葉を知らない人が多い。で、自動車がだんだん早くなるにつれ、記録更新が進み、最後は長年課題だった音速も突破し、遂に米ネバダではマッハ1.016到達…戦闘機用RRスペイ二基装備の運転は英空軍Aグリーン […]
続きを読む我々自動車乗りに、ネズミ取りとは迷惑千万なものだが、その始まりはどうやら英国のようだ。20世紀初期自動車など乗り回すのは、金満家の新しがり屋で、昔の日本も同様だった。 昔から金持ちに対するヒガミという鉄則は古今東西変わら […]
続きを読むさて、WWⅠ敗戦後もドイツのツェッペリンは健在で、昭和4年/1929年に戦後建造のLZ-127号船/マイバッハV16/1200馬力が、世界一周の途中日本に寄港している。 この飛行のスポンサーが米国のハースト新聞王。かなり […]
続きを読む戦争は輸送も重要課題で、WWⅠ中貨物自動車は勿論、英軍ではバス1000台がロンドンから西部戦線へ渡り兵員輸送に活躍した。 有名な話しはフランス軍のマルヌの戦い…パリに迫るドイツ軍に奇襲攻撃のための兵員輸送。司令官ガリニ将 […]
続きを読むさてシュナイダー杯自動車レースが開催されていた頃、ヨーロッパのレースをモース70馬力で走り回っていた米国の富豪がいた。「こんな面白いことは米国でもやらなきゃ」とポンと大金を投げ出したのが、大富豪のバンダー・ビルトだった。 […]
続きを読む飛行機と自動車、どちらが速い?などと聞いたら小学生にも笑われるだろうが、1910年頃迄なら自動車の方が速かった。 飛行機の100km/h到達=1910年のブレリオ/ノーム100馬力。200km/h到達=1913年ドペルデ […]
続きを読むWWⅠで飛行機は、特に戦闘機は日進月歩の高性能化。 その戦闘機乗りのエース、NO1は80機撃墜の独リヒト・ホーフェン男爵…レッドバロンで知られるフォッカーDR-Ⅰは1917年だからBMW製ではなく、例のシリンダーが回転す […]
続きを読むすでに御存知、世界最古の自動車メーカーはダイムラーとベンツである。それはシンプレックス後もイエリネックのダイムラー社は好調に発展し、1924年ベンツと提携、26年合併してダイムラーベンツ社が誕生。で、メルセデスの名は新会 […]
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