【エコツアーに行こう!】練馬区立 中里郷土の森(東京都練馬区)

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身近だったはずの自然を再発見しよう!

新型コロナ禍がある程度落ち着きつつある中、このGWは久々の遠出を楽しんだ人も多いだろう。このまま順調に進めば、GO TOのような観光振興策も復活するかもしれない。でも、自然に親しむという意味でのエコツアーの舞台は、なにも遠出した先の絶景の地でなくてもいい。今まで見過ごしていた、身の回りの自然を知り、楽しむ方法を知ることだって大切だろう。

ここ中里郷土の森は、住宅街の中に残された屋敷林を整備したもの。規模は小さいけれど、百年以上前から受け継がれた、武蔵野の典型的な自然を観察することができる。産卵するためにミカンやサンショウの木を探すアゲハチョウ、近くの畑からやってきたモンシロチョウ、獲物を狙うシオカラトンボ、初夏の夜にはヘイケボタルの淡い光…ここには派手な花や、レアな昆虫などはいないけれど、ずっと昔から子どもたちが親しみ、遊び、追いかけ回した自然が息づいている。それこそが、今の人々が忘れてきたものだろう。

森の学習棟

園内にある「森の学習棟」には、身近な自然を体験しながら学べる展示が充実しているし、専門知識を持つ自然解説員も常駐しているから、ダンゴムシさえ触ったことがない親子でも大丈夫。虫取り網や双眼鏡なども貸し出している。また、月に一度、周辺の緑地へ解説員とともに訪れる「おでかけ自然体験」、毎週日曜日に開催される、園内での「なかざと自然体験」など、予約制の自然体験イベントも豊富だ。

駐車場はないため、マイカーの場合近隣のコインパーキングを利用する必要はあるけれど、近場なら時間に余裕を持って、天気に恵まれた日に気軽に出かけられるのがいい。ここで初めて出会って、知り合いになった花や虫たちの中には、自宅の近所でまた見つけられるものもあるだろう。イベントとしての自然観察ではなく、身近な生きものと親しむきっかけとして、ぜひ訪れてほしい。

イベント「園内の葉っぱを使って絵葉書づくり」

まもなく、ホタルの観察会の季節。大人気のため予約・抽選制ではあるけれど、初めて見るホタルの光は、子どもたちにとって一生の思い出になるだろう。

(上田 泰久)

【問い合わせ】東京都練馬区大泉町一丁目51番2号/☎03-3922-3021(森の学習棟)
【アクセス】首都高池袋線・高島平出口より約20分、または外環道・和光ICより約15分。駐車場は近隣のコインパーキングを利用(HPに地図あり)
【HPアドレス】https://www.ces-net.jp/nakazato/

今後の主なイベント

イベント「“地味カッコいい”虫さがし」。腐葉土の中から昆虫を探そう

ホタルの観察会

6月17日(金)~19日(日)、24日(金)~26(日)
7月1日(金)~3日(日)、8日(金)~10日(日)
各日20時~21時、定員80名、雨天実施

屋外の池や小川でヘイケボタルを観察。室内でも夜限定のホタルの特設展示あり。抽選制なのでHPから応募を。同居家族に限り複数名での応募が可能。ただし子供のみでの参加は不可。参加費無料。応募締め切り5月31日。

おでかけ自然体験

月1回土曜日に開催。小学生以上対象、雨天中止(例外あり)

6月25日(土)13時30分~14時30分

梅雨を満喫クイズラリー。周辺緑地で解説員と梅雨クイズ(雨天実施)

7月16日(土)20時~21時

親子で夜の生きもの観察ツアー(小学生以上の親子対象)

なかざと自然体験

園内の自然を毎週異なるテーマで体験。日曜日開催

6月5日(日)13時30分~14時30分:苔ミニテラリウムづくり(参加費100円・小学生以上対象)

6月12日(日)13時30分~14時30分:出張あおぞらおはなし会

6月19日(日)13時30分~14時30分:キケンな虫との付き合い方

6月26日(日)13時30分~14時30分:水中の生きものはどこにいる!?(小学生以上対象)

7月3日(日)13時30分~14時15分:なかざと飼育見学ツアー

7月10日(日)13時30分~14時15分:初夏の緑で絵はがきづくり!

7月17日(日)13時30分~14時15分:夏の森 謎解きゲーム!(小学生以上の親子対象)

7月24日(日)13時30分~14時30分:虫のくらしをのぞき隊!

7月31日(日)13時30分~14時15分:「地味カッコいい」虫さがし!

 

イベント「水中の生きものはどこにいる!?」小さな池や流れの中にいる生きものを学んで探そう

 

※おでかけ自然体験、なかざと自然体験とも、HPから申し込み可能(電話・窓口からも申し込み可)、毎月10日~20日に翌月分のイベント申し込みを実施、抽選後25日までに当落連絡。

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