メルセデス・ベンツ「GLC」が初のフルモデルチェンジ

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メルセデス・ベンツ日本は3月16日、プレミアムミドルサイズSUV「GLC」をフルモデルチェンジし、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始した。価格(消費税込)は820万円で、納車は3月下旬頃より順次予定している。

新型「GLC」は、先代モデルと比較しホイールベースを15mm、全長を50mm 伸長し、伸びやかでスポーティなシルエットに変更。フロントデザインは、標準仕様ではフロントグリル周囲を縁取るクロームトリムとアンダーガード調のワイドなクロームトリムによって、上質でスタイリッシュなフロントマスクとしたほか、AMGラインでは斬新なスターパターングリルを採用し、立体的に配されたスリーポインテッドスターや大胆な開口部を備えたアグレッシブなフロントバンパーにより、精悍なフロントマスクとした。また、フロントグリルと連続したスリムなヘッドライトや、最新デザインのフロントバンパーがワイド感を強調するなど、スポーティかつ洗練された要素を取り入れたエクステリアに刷新した。

 

 

インテリアでは、新デザインの角形エアアウトレットがスポーティさを演出しているほか、標準仕様でもオプション選択時でもリアルウッドインテリアトリムを採用するなど、質感の高い室内空間に刷新。また、ダッシュボードと縦型の11.9インチのメディアディスプレイを6度、ドライバー側に傾けた新しいデザインを採用し、ドライバーの視認性を向上している。

さらに、サポートの精度を高めた安全運転支援システム、縦型11.9インチのメディアディスプレイによる直感的な操作設定、3AR(拡張現実)ナビゲーション、生体認証(指紋、声)によるシートポジション等の設定、片側130万画素の高機能ヘッドライト、良好な取り回しと優れたハンドリングを実現するリア・アクスルステアリングなど、Sクラス譲りのメルセデス・ベンツの最新技術を多数採用している。

 

 

パワートレインは、GLC 220 d 4MATIC にはエンジン単体で 197PS (145kW)、440N・m を発生する2.0 リッターのクリーンディーゼル直列 4 気筒ターボエンジンの「OM654M」を搭載。エンジンとトランスミッションの間に配置されるマイルドハイブリッドシステムのISGによって、短時間、最大で23PS (17kW)、200N・mのブーストが可能で、スムーズな加速感と燃費の低減に貢献するほか、新型クランクシャフトの採用によって、きわめて速やかなレスポンスと優れたパワー伝達を実現。さらに、「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」が組み合わされ、1速から9速までの変速比幅が広くエンジン回転数が大幅に低減されることから、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。

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