スーパーフォーミュラで、子供達がレース運営を職場体験

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国内最高峰のフォーミュラカーレース、全日本スーパーフォーミュラ選手権(スーパーフォーミュラ)を主管する㈱日本レースプロモーション(近藤真彦会長、上野禎久社長)は、今季開幕戦から最終戦まで各サーキットで、子供達にモータースポーツにかかわる仕事体験を提供する「アウト・オブ・キッザニア・イン・スーパーフォーミュラ」を開催している。

モータースポーツはレーシングドライバーが主役だが、その他、参戦チームやサーキット(会場)、各種サプライヤー、情報発信のメディア……といった多岐にわたる役割や仕事で成り立っており、それぞれに数多くのドラマがある。

この取り組みは、子供の職業・社会体験施設であるキッザニアの監修の下、子供達にそれらの職業を体験してもらうことで、モータースポーツを支える〝縁の下の力持ち〟の役割を知り、様々な視点からモータースポーツの世界で働くことに、興味を持ってもらうことを目的としている。

具体的には、サーキットの心臓部である管制室でレース全体の状況を把握する「レースディレクター」や競技車両の走行後にコースを清掃する「コースオフィシャル」、予選・決勝終了後の記者会見を取材する「モータースポーツジャーナリスト」、22台の出走車両にそれぞれのスタート位置を伝える「グリッドボードホルダー」、レース開始の合図でもあるエンジンスタートを告げる「エンジンスタートコーラー」、サーキット内の放送室で場内の催事や予定を発信する「サーキット場内アナウンサー」、ドライバーとファンの交流する時間(ピットウォーク)をサポートする「チームマネージャー」といった職業を体験する(体験内容は大会ごとに異なる)。

詳細はスーパーフォーミュラ公式サイトで。

本年4月に就任した、同社近藤会長は「キッザニアでは様々な職業体験ができるが、そこにレーサーやメカニックも加わってほしい。スーパーフォーミュラでは今後、人材育成としてジュニアカテゴリーを増やし小中学生も取り込んでいきたい」と、モータースポーツ界を盛り上げる思いを語った。

【2023年開催日程予定(5月以降)】

    • 第4戦・オートポリス(大分県):5月20日~21日
    • 第5戦・スポーツランドSUGO(宮城県):6月17日~18日
    • 第6戦・富士スピードウェイ(静岡県):7月15日~16日
    • 第7戦・モビリティリゾートもてぎ(栃木県):8月19日~20日
    • 第8戦・鈴鹿サーキット(三重県):10月28日~29日
    • 第9戦・鈴鹿サーキット(三重県):10月29日
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