トヨタモビリティ基金、アイデアコンテスト「Mobility for ALL」部門の募集を開始

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一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)は3月1日、アイデアやソリューションの社会実装を目指すアイデアコンテスト「Make a Move PROJECT」の「Mobility for ALL ~移動の可能性を全ての人に」部門において、2023年度の新たな募集を開始した。

2022年より開始した同コンテストでは、モータースポーツに焦点を当て、障がいの有無にかかわらず誰もがモータースポーツ観戦や会場までの道のりを快適に楽しめるようなアイデアやソリューションを募集。2023年は昨年採択されたファイナリスト8チームに、本年度の新たな参加チームが加わり、競い合い、助け合うコミュニティの一層の拡大を目指すとしている。

一次選考を通過したチームには9月2日~3日にモビリティリゾートもてぎで行われるスーパー耐久レースで実証実験を行うための活動支援金(一件あたり 最大2,000万円)を授与する。本年度の実証実験では、チームのみならず、障がいの有る方や外部有識者をはじめ、より多くが参加し、共に取り組めるような企画を実施すると述べている。

なお、最終選考で採択されたチームには、社会実装に向けて取り組むための更なる支援金の提供を予定している。

【「Mobility for ALL ~移動の可能性を全ての人に」部門の募集概要】

  • 募集テーマ:Mobility for ALL ~移動の可能性を全ての人に
  • 募集期間:2023年3月1日~3月31日(~23:59)
  • コンセプト:誰もが自分らしくいられる世界を目指して。障がいの有無にかかわらず誰もが心からレースを楽しむためには?
  • アワード:一次選考/採択された案件に対し最大2,000万円を支援(総額2億円)、最終選考/9月2日~3日のモビリティリゾートもてぎでの実証実験などを経て採択された案件には、一次選考より増額して支援
  • 応募方法:https://mobility-contest.jp/department1-2023/よりエントリー
  • 応募対象者:コンテストのコンセプトに共感し、共に活動可能な国内外の個人・団体(営利・非営利を問わない)
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