メルセデス・ベンツ、「Bクラス」をマイナーチェンジ

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メルセデス・ベンツ日本は2月27日、「B クラス」をマイナーチェンジし、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。価格(消費税込)は537万円~573万円。

新型「Bクラス」は、内外装のデザインを刷新するとともに、ナビゲーションシステムをSクラス等に採用している最新世代にアップデートし、安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシスト、MBUXARナビゲーション、アドバンスドサウンドシステム等を標準装備した。

<スポーティなエクステリアに刷新>

AMGラインにマットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターが無数に散りばめられたシングルルーバータイプの「スターパターンフロントグリル」を採用したほか、シャープな印象を与えるヘッドライトデザインを装備し、スポーティなエクステリアを演出(標準仕様はブラック仕上げ)。また、新デザインのリアディフューザーを採用することでスポーティかつ安定感を強調し、 2ピース構造のLEDリアコンビネーションライトによりワイド感が強調されたダイナミックなリアビューとしたほか、 リアウインドウの両端には空力性能を高めるスポイラーを装備。外装色に新色「ローズゴールド」を追加した。

さらに足元には、標準仕様およびAMGライン共に、ブラックペイントをあしらったアルミホイールを採用。標準仕様には17インチ5ツインスポークアルミホイール、AMGラインには18インチ5ツインスポークアルミホイールが装着される。

 

 

<新世代のステアリングホイールを採用したスタイリッシュなインテリア>

直感的な操作が可能な新世代のステアリングホイールを採用し、オプションのAMGラインパッケージを選択した場合、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出。従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用し、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上。

また、センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止するとともに、助手席前には新デザインのインテリアトリムを採用することで、スタイリッシュなインテリアデザインに刷新。さらに、オプションのAMGレザーエクスクルーシブパッケージ
を選択すると、シートの素材として従来設定が無かったシックで高級感あるインテリアを演出する本革ブラックの選択が可能となった。

さらに、レザーARTICO/ファブリックのシート中央部には、100%リサイクルから得られた原料を使用したファブリックを採用しており、レザーARTICO/MICROCUT の場合、この比率はシート表面で 65%、内部材料で 85%となっている。

 

 

<直列4気筒ターボエンジンを搭載>

B 180 には高圧縮比 4 気筒エンジン「M282」を搭載。ノイズの低減に力が注がれており、吸気ダクトにヘルムホルツ共鳴器を採用、触媒コンバーターには遮音シールを施したほか、カバーもノイズ低減に貢献する。

またB 200 dには、最高出力150PS(110kW)、最大トルク320N・mを発揮する「OM654q」を搭載し、コンパクトなボディを力強く加速させる性能を有しながら、低振動で高い静粛性を両立。シリンダーブロックは軽量化のためにアルミニウム製となっている一方、ピストンはスチール製を採用し、熱膨張率の異なる素材を採用することで40%以上摩擦を低減しているほか、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングする「NANOSLIDE®」摩擦低減加工を施している。また、ターボチャージャーは可変タービンジオメトリーを採用しており、低回転域から高回転域まで全域でトルクフルな加速を可能とした。

<安全性・快適性を向上する最新システムを搭載>

最新世代の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を採用しているほか、最新世代のナビゲーションシステムと、Cセグメントに初めてMBUX AR (AugmentedReality = 拡張現実)ナビゲーションを採用。さらに、ライトシステム「アダプティブハイビームアシスト」、10スピーカー/225W出力のアドバンストサウンドシステムを標準装備している。

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