日産、高岡市（富山県高岡市）、富山日産自動車株式会社、株式会社日産サティオ富山の4者は2月24日、「電気自動車を活用した脱炭素化実現とSDGs達成に向けた連携協定」を締結したと発表した。
同協定は、「走る蓄電池」となる電気自動車（EV）の普及および活用を通じて、脱炭素化実現とSDGs達成、環境に優しく災害に強い持続可能なまちづくりに取り組むことを目的としており、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の「ブルー・スイッチ」活動としては210件目の取り組みとなる。
高岡市は、環境対策や防災対策、SDGs推進にも積極的に取り組んでおり、持続可能な社会の実現を目指すSDGsの考え方や脱炭素を計画に掲げ、SDGs達成やカーボンニュートラル実現を目指しているほか、再生可能エネルギーの普及促進にも積極的に取り組んでおり、環境に配慮したまちづくりを進めている。
また日産は2018年5月より、EVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進しているのに加え、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速している。
今回は日産が推進する「ブルー・スイッチ」と、高岡市が推進する環境・防災対策やSDGsの推進との、双方の取り組みにお互いが賛同して協定締結が実現した。両者は今回の協定締結を機として、3月開催予定の高岡市内の飲食及び物販イベント「御旅屋人マーケット」をはじめとするイベント出展での連携や、電気自動車の部品リサイクルなどの検討なども共に進めるなど、今後も、EVを活用した、環境に優しく災害に強い持続可能なまちづくりを推進し、美しい自然環境を未来に残すため、EVの普及を通じた地域課題の解決、脱炭素社会実現、SDGs達成に向けて、更に連携を強化すると述べている。
【「電気自動車を活用した脱炭素化実現とSDGs達成に向けた連携協定」の概要】
