東京キャンピングカーショー2022のM.Y.Sミスティックブース

【M.Y.Sミスティック】個性派キャンパー、オールラインアップ紹介

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M.Y.Sミスティックとは

M.Y.Sミスティックは、トラキャン(トラック・キャンパー)の製造メーカーとして創業し、カテゴリーを徐々に広げながら30年以上に渡りキャンピングカーを製造・販売してきたメーカーだ。

現在は、キャブコン(キャブ・コンバージョン)や軽キャンパー、キャンピングトレーラー、そして過去にはバンコン(バン・コンバージョン)やミニバンキャンパーまで製造。その幅広さは国内でも際立つ稀有なメーカーだと言える。

この積極的な開発姿勢は、キャンピングカーのヘビーユーザーでもある同社の佐藤正代表による尽きることのないアイデアと、それをカタチにする経験豊富な製造スタッフがいるからだろう。ちなみに業界内にも同社のユーザーは多い。キャンピングカーを深く知る人たちが選ぶ、信頼性の高いブランドというのがM.Y.Sミスティックの特徴だ。

レジストロとレジストロ・アウル

M.Y.Sミスティックを代表する2モデル「レジストロ」(手前)と「レジストロ・アウル」(左)

新拠点稼働、より信頼のものづくりを目指す

さて、同社は今年5月、新社屋と工場を1カ所に集約した新拠点を開設した。

3カ所に分かれていた工場を1カ所に集約できたことで、製造面に加えパーツ類の在庫管理の面でも効率化が実現。増産体制の構築によって、今後の納期短縮も期待できる。

M.Y.Sミスティックの新社屋

国道20号線沿いに面した新社屋

佐藤代表は今後の抱負として「信頼性の向上」をテーマに掲げていると語った。そのために、これまでも継続していた2つの企業努力を、より一層強化していくと話す。

その一つが生産技術の精度向上と創意工夫へのチャレンジだ。輸入パーツにしても車両でも、工業製品はその全てが均一で完璧な作りをしているわけではない。それでも同社の手を経て完成品となった際は「高い完成度」で世に送り出したいと語る。さらに、製造過程でもより故障をしにくくするための工法や架装技術を常に模索していきたいという。

もうひとつは、ユーザーからの声に対する真摯な対応だ。フィードバックを会社としてしっかり検証・蓄積し、製造に生かしていくことで、より信頼性の高い国産のキャンピングカー造りを今後も目指していく。

M.Y.Sミスティックの新工場

奥行きある敷地に建つ工場棟。工程ごとに建屋も分けられている

「東京キャンピングカーショー2022」にも、豊富なカテゴリーのキャンピングカーが出展された。次項からは、展示モデルを含め、M.Y.Sミスティックのオールラインアップを紹介していこう。

 

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