スズキは7月28日、「エブリイ」「NV100クリッパー」「スクラム」「ミニキャブ」のヒータユニットに不具合があるとして9,011台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和4年3月21日～令和4年5月31日。
不具合の部位はヒータユニットで、マニュアルエアコンのヒータユニットにおいて、吹出し口切替え機構の構造が不適切なため、高温条件下で吹出し口切替えダイヤルを素早く操作すると、内部部品が外れ、操作不能になる場合がある。そのため、デフロスタが使用できず、前面ガラスの視野を確保できなくなるおそれがある。 改善措置は、全車両でヒータユニットに内部部品の外れ防止用ブラケットを追加する。また、吹出し口切替えケーブルを点検し、曲がりのあるものは当該ケーブルを新品に交換する。
不具合の件数は6件 発生している。
