DS STORE 東京が「DESIGNART TOKYO 2020」に参加、青栁龍佳氏のアート作品を展示

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DSオートモビルのフラッグシップストアDS STORE 東京(DSストア東京)は、「DESIGNART TOKYO 2020」に参加し、10月23日(金)~11月3日(火・祝)の期間、青栁龍佳氏のアート作品を展示している。

 

「DESIGNART TOKYO 2020」は、“東京の街全体がミュージアムになる12日間”というコンセプトで、東京の様々な場所がアート会場となる年に一度のイベント。DS STORE 東京は、昨年もそのコンセプトに賛同し参加した。

 

<DS STORE 東京「DESIGNART TOKYO 2020」>

  • 場所:DS STORE 東京
  • 住所:東京都港区南青山6-3-16 A-FLAG美術館通り1F
  • 期間:10月23日(金)〜11月3日(火・祝)
  • 展示作品:HAKUTEN/青栁龍佳 at DS STORE TOKYO

※なお、同作品はコロナ感染症対策の観点もあり、店外からも鑑賞できる作品となっている。

 

 

「微かさ」(かすかさ)、と題されたアート作品は、止まっているのか動いているのか、すぐにはわからないような、ごくごくかすかな動きに目を凝らして、水滴の動き、紐の揺れを楽しむ作品とのこと。青栁龍佳氏によると、今回のアート作品の実現にあたって、何度も何度も実験を重ねたという。

 

 

<HAKUTEN/青栁龍佳 コメント>

垂れた紐を見つめていると、わずかに動いていることに気づく。
目を凝らすと小さな水滴が紐を伝い、そして落下する。
今まで見えなかった微細な変化に敏感になる。そんなきっかけを生み出したい。

 

DSオートモービルは、作品には、いわゆる職人的な繊細な技術と、いまよりももっと素晴らしい何か、他にない何かを生み出したいというクリエティビティが共存しており、同社のキーワードのひとつであるSavoir-faire(サヴォア・フェール)に近いものであると感じていると述べている。

 

同社でよく使用されるSavoir-faireとは、職人的な技術への拘りと経験、そしてクリエイティビティの融合、美学を併せた概念であり、日本語ではサヴォワ・フェール=「匠の技、職人的技術」と訳される場合も多くあるが、日本語の「職人技」とは若干ニュアンスが異なり、作品のクオリティを裏付ける経験や修練の存在に加えて創造性やクリエイティビティ、そしてそれらを求める心持ちや美学……のような意味が日本語より強く含まれているように感じると説明している。

 

サヴォア・フェールという言葉は、ファッションや宝飾、時計といったラグジュアリーの世界でよく使用されるが、DSオートモビルでは、自動車産業という文脈のみならず、ファッション、宝飾、建築、アートといったフランスの歴史的、意匠的なコンテクストをラグジュアリーカーに落とし込み、戦前のきらびやかなるフレンチラグジュアリーカーの復興を目指している。今回開催している「DESIGNART TOKYO 2020」と青栁龍佳氏の作品を通じて、Savoir-faire(サヴォア・フェール)を体感してほしいと述べている。

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