【Van Revo(バンレボ)】新型ノア/ヴォクシーベースのMRとMR-Sがラインアップ

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バンコンバージョンタイプのキャンピングカーの老舗メーカー、バンテック新潟ではオリジナル架装モデル「Van Revo(バンレボ)」ブランドを展開。このうち、ベースモデルがミニバンである“ミニバンレボリューション(MR:Mini van Revolution)”シリーズでは、新型トヨタ・ノア/ヴォクシーをベースとした「MR」に加え、装備を厳選した「MR-S」も加わりラインアップが充実した。

■ミニバン本来の多用途性にキャンピング装備を搭載

このモデルが持つ“真の実力”は、外見から全く想像できない。一見するとノーマルのトヨタ・ノア/ヴォクシーだが、ドアを開ければ数々のキャンピング装備を搭載。ミニバン本来の多用途性に、快適な車中泊を可能にする機能が加わり、もっと自在で、自由なクルマ旅へといざなってくれる。

ノアをベースにしたMR。東京キャンピングカーショー2022で展示された

今年1月にフルモデルチェンジしたトヨタ・ノア/ヴォクシーをベースに、トップグレードの「MR」と、装備類を厳選した「MR-S」がラインアップされている。トップグレードのMRは標準装備が充実しており、ベッドマットはもとより、室内後部の両側面にキャビネットを配置し、右にビルトイン電子レンジ、左にシンク&シャワーフォーセット装備。また、冬期の室内の快適度を高めるFFヒーター(タイマーコントローラー付)に加え、室内の電気使用環境をバックアップする走行充電システム、105Ahディープサイクルバッテリー、外部AC100V入力&専用ケーブル、サブバッテリーチャージャー、176Wソーラーパネル&チャージコントローラー、200Wインバーター(矩形波)&リレー等が標準装備される。

MRの室内。外見から想像できないほどキャンピング装備があふれている

また、ベースモデルの特徴の一つでもあるディスプレイオーディオプラス(10.5型、ノアのXグレードを除く)や、バックガイドモニターがMRとMR-Sに特別装備される(ノアのZとS-Z、ヴォクシーのS-Zはベース車に標準装備)。

■シンプルスタイルとはいえ必要な装備はもれなく

一方、MR-Sはシンプルといっても、必要な装備はしっかりと揃っている。ベッドマットをはじめ走行充電システム、105Ahディープサイクルバッテリー、USBポート、DC12Vソケット、外部AC100V入力&専用ケーブル、サブバッテリーチャージャー、2000Wインバーター(矩形波)&リレーを標準装備し、電装系がしっかりしているのが特徴だ。

オプションでジュニアベッドも用意されている(MRE-S)

冷蔵庫や保温保冷庫、FFヒーター等が架装オプションで用意され、使用環境や用途に応じてカスタマイズできる。

ノーマルのミニバンでも、フルフラットのシートアレンジで車中泊も可能だが、しっかりと身体を伸ばして寝られるフルフラットベッドの寝心地とは比べ物にならない。また、わざわざコンビニに行かずとも、その場で電子レンジによる温かい食べ物や飲み物が摂れるのも大きな魅力といえる。

クルマの複数台数所有が難しい地域では“我が家の1台”選びに、大いに頭を悩ますところだが、MR/MR-Sならこれ1台で日常の使用から休日のアウトドアまでカバーでき“我が家の1台”選びを解決してくれるはずだ。

新型ヴォクシーをベースとしたMR-S

また、ベース車にはガソリン/ハイブリッドモデルがあり、それぞれに2WD/4WDが設定されており、オーナーの使用環境やニーズに合わせてパワーユニットも選べる。

【車両概要】

    • ベース車両:トヨタ・ノア/ヴォクシー、日産・セレナ(MR-S、MR-2)
    • 乗車定員/就寝人数:4~5名/2名
    • 登録ナンバー:3(セレナは5ナンバーあり)
    • 全長×全幅×全高:4695㎜×1730㎜×1895㎜(4WD:1925㎜)※数値は新型ノア
    • 価格(税込):MR=452万4600円~591万3000円、MR-S=412万7500円~551万5900円(ノア/ヴォクシー)
      ※乗車定員、登録ナンバー、車両サイズ、価格帯はベース車両のボディタイプや仕様によって異なる。
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