レクサス、2021年全世界販売実績は6%増の76万12台 今春BEV専用モデル「RZ」発表

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レクサスは2月1日、2021年の全世界販売実績を発表した。2021年1~12月の全世界販売実績は昨年より6%増の760,012台となり、昨年実績を上回る回復基調となった。

地域別では、北米が約33.2万台(前年比112%)、中国は過去最高となる約22.7万台(前年比101%)を達成するなど全世界販売の回復を牽引。モデル別では、ES、RX、UXのハイブリッドモデルの好調により、電動車の年間販売は過去最高の約26万台(前年比 110%)となった。また、次世代レクサスの第1弾として新型NXを発売し、新たにPHEVを導入するなど電動車の普及を加速している。

レクサスは、カーボンニュートラル社会の実現に向けた新たな挑戦として、2030年までに全カテゴリーでBEVのフルラインナップを実現し、欧州、北米、中国でBEV100%、グローバルで100万台の販売を目指しているほか、2035年にはグローバルでBEV100%を目指している。

今回の全世界販売実績の発表に際し、Lexus Internationalのプレジデント 佐藤 恒治氏は、「新型コロナウィルスの感染拡大や部品供給逼迫の影響が続く中、2021年は約76万台を販売し、過去最高レベルまで販売を回復することができました。2022年も引き続き、『本物を知る人が、最後に選んでいただけるブランドでありたい』という想いの下、お客様の感性に訴えかけるLEXUSらしいデザインや走りの味を磨き上げて参ります。電動車開発も加速させ、今春のBEV専用モデル「RZ」を皮切りに、多様なお客様のライフスタイルに寄り添う新型モデルを続々と発表いたします。」と述べた。

 

【2021年1~12月の主要地域別の販売実績】

  • 北米:約33.2万台(前年比 112%)
  • 中国:約22.7万台(前年比 101%)
  • 欧州:約7.2万台(前年比 102%)
  • 日本:約5.1万台(前年比 104%)
  • 中近東:約2.8万台(前年比 103%)
  • 東アジア:約3.0万台(前年比 95%)
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