マセラティは2月12日、ドイツを代表する自動車雑誌「AUTO MOTOR UND SPORT」の読者投票「BEST CARS 2021」において、「ギブリ」が「アッパーミドルクラス-インポートカー」部門を受賞したと発表した。今年で45回目を迎えたドイツの権威ある同賞は、11のカテゴリーに分けられた378台の中から、10万人以上の読者によって投票が行われる。
今回の受賞にあたって、マセラティ CEOのダヴィデ・グラッソ氏は、「2013年の発売以来、10万台以上が生産されているこのモデルは、マセラティのDNAとブランドの価値観を完璧に体現しています。2020年には、マセラティ史上初のハイブリッド車であるギブリ ハイブリッドを発表しました。」とコメントした。
「ギブリ」2021年モデルにおいては、技術面、意匠面においてリフレッシュを行っており、16:10の10.1インチスクリーンを搭載した全く新しいインフォテインメントシステムMIA（マセラティインテリジェントアシスタントを搭載。さらに、新しいマセラティ コネクトプログラムにより、常に車両状態を詳細に確認することが可能となっている。また、ギブリ初となるV型8気筒エンジンを搭載する「ギブリ トロフェオ」は、580psを発揮する3.8リッターツインターボユニットにより0-100km/h加速わずか4.3秒、最高速度は326km/hを実現した。
一方、「ギブリ ハイブリッド」は、106年以上の歴史を持つマセラティのもう一つのマイルストーンとして、電動化というマセラティの新時代の幕開けを意味しており、BSG、eBoosterと48ボルトのバッテリーと結合された、最高出力330ps発揮する2.0 リットル 4 気筒エンジンを搭載し、最高速度255km/h、0-100km/h加速5.7秒を実現している。
