横浜ゴムは12月25日、同社の平塚製造所（神奈川県平塚市）が第7回「生物多様性パネルディスカッション」を、12月17日にオンラインで開催したと発表した。
パネリストにひらつか生物多様性推進協議会会長の荒井啓三氏、神奈川県自然環境保全課緑地グループの古川拓氏、司会進行役に（株）エコロジーパス取締役で江戸川大学講師の北澤哲弥氏を招き、横浜ゴム平塚製造所長の中村亨氏を交えて「平塚の自然から考える生き物のつながりと私たちのくらし」をテーマに積極的な意見交換を実施。今回は平塚製造所近郊の中学校、高校に通う学生も参加し、普段の生活の中から考える生物多様性の大切さについて議論した。
平塚製造所では、2009年より地域住民と共に環境について考えるイベント「Think Ecoひらつか」を開催しており、そのイベントのひとつとして「生物多様性パネルディスカッション」を設けて生物多様性の大切さを考える機会としてきた。本年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で「Think Ecoひらつか」は開催中止となったことからオンラインでの開催となった。また、「Think Ecoひらつか」の特設サイト（https://www.y-yokohama.com/thinkeco/）を新たに作成し、これまでの活動情報を公開している。
平塚製造所では、平塚市内を流れ相模湾に注ぐ金目川の保全のため、水質、水生生物・鳥類および植物のモニタリングや里山保全活動などの自然環境保全活動に取り組んでいるほか、近隣住民との信頼関係の維持にも努め「Think Ecoひらつか」をはじめとした地域社会との交流活動を積極的に進めている。
