BMW「X2」をフルモデルチェンジ、電気自動車「iX2」をラインアップに追加

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ビー・エム・ダブリューは10月25日、「X2」をフルモデルチェンジし、全国のBMW正規ディーラーを通じて発売した。納車は、X2 xDrive20iが2024年第1四半期以降を、X2 M35i xDriveおよびiX2 xDrive30が2024年第2四半期以降を予定している。

今回のフルモデルチェンジで第二世代となる新型X2では、内外装の進化やユーザー・インターフェースの大幅デジタル化が図られた他、電気自動車「iX2」がラインアップに追加された。

高効率ガソリン・エンジン搭載モデルのX2 xDrive20iでは、最高出力150kW/5,000rpm、最大トルク300Nm/1,450-4,500rpmを発揮する高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン、7速ダブル・クラッチ・トランスミッション、アダプティブMサスペンションを搭載。

Mパフォーマンス・モデルのX2 M35i xDriveでは、最高出力233kW/5,750-6,500 rpm、最大トルク400Nm/2,000-4,500rpmを発揮する高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン、Mスポーツ・ブースト機能付き7速ダブル・クラッチ・トランスミッション、4輪駆動システムxDrive、フロント・アクセルに組み込まれた機械式リミテッド・スリップ・デファレンシャル、アダプティブMサスペンション等を組み合わせている。

電気自動車のiX2 xDrive30は、最高出力190PS(140kW)、最大トルク247kWを発揮する電気モーターを前輪および後輪に搭載した4輪駆動モデル。システム・トータルでの最高出力は200kW、最大トルクは494Nmで、0-100km/hは5.6秒を達成。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は66.5kWhで、一充電での走行可能距離は417-449kmとなる。

外装では、BMWの特徴的なフロントグリル“キドニー・グリル”や、BMWデザインの意匠の1つである環状のシグネチャーを2回繰り返すツイン・サーキュラーを進化させたアダプティブLEDヘッドライトを装備。リヤでは、水平方向のキャラクター・ラインに、立体的なLEDリア・コンビネーション・ライトを装備する等、モダンかつ力強い外観を強調。サイドのフラッシュ・ハンドルが空力特性に優れたスポーティかつエレガントな印象を演出している。

内装では、BMWカーブド・ディスプレイを採用し、センター・アームレストに操作系をすべて納めることでモダンな印象を高めている他、センター・コンソールにQi対応機器(スマートフォン等)を備え利便性も向上。Driveコントローラーの廃止など、ユーザー・インターフェースの大幅デジタル化が図られた。

室内空間では、リアに大人3名が座れる空間を確保すると共に、40:20:40分割可倒シートを採用し、ラゲッジ・スペースを有効活用することが可能。X2 M35i xDriveのラゲッジ・スペースは、大人3名乗車時には560L、リア・シートを前方に全て倒すことで最大1,470Lまで拡大できる。

【希望小売価格】628万円~810万円

 

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