豊田自動織機、CDP主催の「気候変動」および「水セキュリティ」調査の両部門で「Aリスト」企業に選定

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豊田自動織機は12月9日、英国の国際環境NGOのCDPが主催する「気候変動」および「水セキュリティ」の調査において、温室効果ガス排出削減活動や気候変動緩和、水資源への対応などで特に優れた企業として、最高評価である「Aリスト」に選定されたと発表した。同社がAリストに選定されるのは、「気候変動」については2018年から3年連続3回目、「水セキュリティ」については2018年に続き2回目となる。

 

CDPは、企業や政府が温室効果ガスの排出量削減、水資源保護、森林保護を推進する国際的な非営利団体で、2000年に英国で発足。2020年度は、515の機関投資家(運用資産規模106兆米ドル)や150の購買企業(調達規模4兆米ドル)を代表して、世界の主要企業に対して調査・評価を実施した。

 

豊田自動織機グループは、持続可能な社会の構築により、地球と調和した豊かな暮らしの実現をめざして、2016年度から2020年度までの5年間の活動計画「第六次環境取り組みプラン」を策定し、取り組みを推進している。上記のプランに沿って、①2020年度までにCO2排出量(単独)を2005年度比10%削減、②2020年度までにCO2排出量原単位(グローバル)を2005年度比26%削減、③各生産拠点の水資源に関するリスクの把握・低減、などの取り組みを進めており、こうした活動が評価され今回の認定に至った。

同グループは、今後も気候変動対応、水資源保全を重要課題のひとつとして取り組むとともに、グローバルな環境保全活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくと述べている。

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