米国日野、ゼロ・エミッション車の開発ロードマップ「プロジェクトZ」を発表 2024年までに量産開始予定

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日野自動車の米国における販売子会社の日野モータース セールス U.S.A.(以下、米国日野販売)と生産子会社の日野モータース マニュファクチュアリング U.S.A.(以下、米国日野製造)は10月5日、クラス4からクラス8までのゼロ・エミッション車の開発ロードマップ「プロジェクトZ」を発表した。今後、2021年前半に試作車両を製作、2022年にはカスタマーとの実証を行い、2024年までに量産開始を予定している。

 

また同日に行われたバーチャルライブイベントでは、米国の電動化技術を牽引する先進的なパートナーとの協業で実現した極めて包括的なゼロ・エミッショントラックのショーモデル、HINO MシリーズのシャシにSEA Electric社のモーター「SEA-Drive 120a」を搭載したクラス5のEVトラック、トヨタの燃料電池システムを搭載したHINO XLシリーズのクラス8のFCトラクター、Hexagon Purus社のフル電動ドライブシステムを搭載したクラス7のEVトラクター、Xos Truck社のX-Packバッテリーと電動ドライブシステムを搭載したHINO XLシリーズのクラス8のEVトラックが展示された。米国日野はEV開発に関して、センタードライブとeアクスルの両方の可能性を検討していくと述べている。

 

米国日野販売のカスタマー・エクスペリエンス担当シニア・バイス・プレジデントのグレン・エリス氏は、「業界がゼロ・エミッションに向かう中で、我々はトヨタやHexagon Purus、XOSとともに総合的に取り組み、お客様のニーズを満たすサスティナブルかつコストを抑えた商品ラインナップを実現してまいります。現在、電動車導入の準備ができているお客様に対しては、SEA Electric社が、HINO Mシリーズのシャシに同社のSEAドライブ120aを組み合わせた車両をすでにご用意しています」と述べた。

 

◆ライブイベントの視聴:: www.youtube.com/HINOTRUCKSUSA

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