Mobility Technologiesとパーソルワークスデザイン、タクシー乗務員への転職をサポートするオンライン相談会を実施

業界ニュース

タクシーアプリ運営などモビリティDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する株式会社Mobility Technologies(以下、MoT)と、総合人材サービスのパーソルグループで、BPO、ヘルプデスク/コールセンターのアウトソーシングなどを手がけるパーソルワークスデザイン株式会社(以下、パーソルワークスデザイン)は、タクシーアプリをはじめとしたタクシー事業のDXが進む中、新たなはたらき方が可能となったタクシー乗務員への転職をサポートするオンライン相談会を実施することを発表した。

 

日本のタクシー産業においては、少子高齢化に伴い、全国的にタクシー乗務員の担い手不足が深刻化している一方、タクシーアプリやキャッシュレス化などタクシー事業のDXは急速に進んでおり、それに伴う新たな運賃料金制度の開始など、ドア・ツー・ドアを担う公共交通として、次世代に向けたサービス向上が加速している。また、新型コロナウィルス感染拡大防止による移動抑制を受け、タクシー産業も大きく影響を受けたが、換気効率の良さやプライベート空間でドア・ツー・ドアでの移動が可能なこと、さらにアプリを活用したキャッシュレスや無駄のない乗降車の実現により、他交通機関からの新たなユーザー流入も見られ、5月の緊急事態宣言解除後からタクシーの需要は上向き傾向で乗務員の担い手不足という課題は、コロナ禍でも変わらないものと予測される。

 

また、隔日勤務などプライベートな時間が確保しやすく、ワークライフバランスがとりやすい点や、新卒学生の平均初任給(月額)210,200円に対し、タクシー業界の全年齢における平均給与(月給)は393,200円と同世代に比べて平均年収が高い点(令和元年 厚生労働省・賃金構造基本統計調査)、最先端のIoT機器を活用した効率の良いはたらき方の実現など、タクシー乗務員のはたらき方について注目が集まっており、タクシー事業者各社が新卒乗務員の採用に注力し、2017年には東京都の乗務員平均年齢が初めて低下したほか、女性乗務員数も増加し続けており、現在もその傾向が続いている(令和2年3月31日現在 公益財団法人東京タクシーセンター)。

 

MoTは、担い手不足というタクシー業界が抱える課題を解消するために、2020年2月にはパーソルグループのパーソルキャリアが運営する転職サービス「doda」と乗務員採用イベントを実施した。今回は、タクシー業界には興味があるがなかなか一歩を踏み出せない求職者に向け、気軽に質問や相談ができるオンライン相談会を実施し、採用実務ノウハウのあるパーソルワークスデザインが上記相談会を開催して、DXが進むタクシー業界の最新状況と乗務員としての新しいはたらき方の魅力を伝えると述べている。

 

【「無料オンライン相談会」開催概要】

  • 日時:2020年8月19日(水)~9月1日(火) 予約制 月/10:00~15:00、火~日/15:00~20:00
  • 応募方法:特設ページ< https://taxidriver-support.jp >より応募
  • オンラインツール:Zoom、FaceTime(iPhoneユーザーのみ)、電話
  • 対象:東京都、神奈川県での勤務 希望者、第一種運転免許を取得してから3年以上経過している人
  • 主催:パーソルワークスデザイン株式会社
  • 協賛:株式会社Mobility Technologies
  • 協力:アサヒタクシー株式会社/サンタクシー株式会社/日の丸交通株式会社/平和交通株式会社
  • 問合せ方法:メール/ taxi_online@saiyohr.jp 電話/03-6385-0988(電話受付時間 13:00~20:00)
Tagged