豊田通商、名古屋市健康福祉局へ医療現場向け防護服を提供

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豊田通商は8月12日、トヨタならびにトヨタグループ各社が取り組む「ココロハコブプロジェクト」の一環として、医療用防護服(アイソレーションガウン)10,000着を名古屋市健康福祉局へ提供したことを公表した。なお医療用防護服は、今後同局を通じて名古屋市内の医療機関へ提供される。

 

「ココロハコブプロジェクト」とは、東日本大震災の被災地を支援するために、全国から「心を運ぶ」という気持ちを込めて、トヨタ、トヨタ販売店及びその従業員が、継続的かつ長期的に実施してきた支援活動の総称。今回は、新型コロナウイルス感染症で闘病中の人、医療従事者・政府・自治体関係者に対して、何か貢献できないかとの思いから、トヨタグループが力を合わせて取り組む支援活動の総称を「ココロハコブプロジェクト」とした。

 

豊田通商は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療現場での資材不足の解決に貢献するため、グループ会社の豊通ヴィーテクス株式会社、豊通マテックス株式会社とともに、エアバッグなどの自動車繊維製品の製造で培った縫製技術とモノづくり技術を生かし、良質で機能性の高い医療用防護服の製造・提供を行うことを決定し、今後も新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた支援を実施していくと述べている。

 

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