「アウディ R8 LMS」が、スーパーGT 第1戦 富士 GT300クラスで完走

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アウディ ジャパンは、「Audi R8 LMS」で2020年シーズンのSUPER GT GT300クラスに参戦するカスタマー(プライベート)チームをサポートしており、7月19日(日)、富士スピードウェイで2020 SUPER GT第1戦となる「FUJI GT 300km RACE」では、参戦した2台の「Audi R8 LMS」が完走を果たした。

アウディ ジャパンとパートナーシップ契約を締結している#21 Audi Team Hitotsuyama は、今シーズンはドライバーラインアップ、そしてマシンのカラーリングも赤へと一新し、ドライバーはAudi Sport ドライバーであるクリストファー・ミース選手と川端 伸太朗選手がコンビを組む予定だったが、新型コロナウィルスの影響によりミース選手の来日がかなわず、初戦は近藤 翼選手が参戦することとなった。

 

#21 Audi Team Hitotsuyama

 

もう1台の#33 X Works は、昨年のSUPER GT GT300クラスをはじめ、スーパー耐久にも参戦する香港国籍のレーシングチームで、アニメ「ヱヴァンゲリオン新劇場版」とのプロモーションタイアップにより、エヴァンゲリオン初号機をイメージしたカラーを採用。ドライバーは、Audi Sport customer racing Asiaの育成プログラムメンバーに選出され、ニュルブルクリンク24時間レースなどへの参戦経験もあるショウン・トン選手と、スーパー耐久などで国内レース経験をもつアレックス・アウ選手が出場する予定だったが、開幕戦ではアウ選手の代役として、篠原 拓朗選手が参戦した。

 

#33 X Works

 

開幕戦は予選を午前、決勝を午後に行うワンデイ開催となり、予選では、#21 Audi Team Hitotsuyamaは川端選手が、#33 X Works はショウン・トン選手が予選Q1に挑んだが、いずれもQ2進出にはわずかに及ばず、#21が予選19位、#33が20位という結果となった。

 

決勝では、#21 Audi Team Hitotsuyamaは、スタートドライバーを近藤選手が務め、一時はポジションを13位まで上げたが、リアタイヤにトラブルが発生したため予定よりも早めにピットイン。川端選手にドライバーを交代したが、タイヤ交換に時間を要したために27位まで大きく順位を落とし、最終的に17位で完走した。#33 X Worksは、ショウン・トン選手がスタートドライバーを務め、オープニングラップで少し順位を落としたが22位を走行し、21周を終えて篠原選手へとドライバー交代を行い、この日のチームベストタイムを更新して、18位でレースを終えた。

 

アウディ ジャパンは、2016年からAudi Sport customer racingパーツトレーラーを全国のサーキットに配備してレースに参戦するカスタマーチームをサポートしており、今年も専用のトレーラーにボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した約2,700アイテム、約11,000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるように体制を整えて、SUPER GT、スーパー耐久、およびTCRジャパンに参戦するチームと共に国内外のサーキットを転戦するとしている。

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