ホンダ、フルモデルチェンジした新型「アコード」発売

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ホンダは3月7日、フルモデルチェンジした新型「アコード」を3月8日より発売すると発表した。

今回のフルモデルチェンジで11代目となる新型アコードは、グランドコンセプトを“Driven by My ACCORD ~相棒アコードとより高みへ~”と定め、初代から一貫して継承してきた“人と時代に調和したクルマ”の思想を踏襲しながら、最新の安全技術や先進装備を搭載し、ユーザーが共により高みを目指せるようなモデルを目標に進化が図られた。

パワートレーンは、2.0リッター直噴アトキンソンサイクルエンジンと、新開発の高出力モーターを採用した2モーター内蔵電気式CVTを搭載。最大トルクを大きく向上しつつ優れた静粛性を実現。パワートレーン、ボディー、シャシー等を総合的に進化させ、ドライバーの意のままに操れるレスポンスと操縦安定性能も実現した。

また、“ECONモード”、“COMFORTモード”、“NORMALモード”、“SPORTモード”、自分好みの設定を登録できる“INDIVIDUALモード”が選択できるドライブモードスイッチを搭載した他、減速セレクターは先代モデルの4段から6段へと多段化。さらに、新開発の“モーションマネジメントシステム”を国内向けホンダ車として初採用している。

外装では、ホイールベースと全高は先代モデルを踏襲しながら、全長を75mm、リアトレッドを10mm拡大し、より安定感のあるロー&ワイドな外観とに進化。力強いノーズと伸びやかで流麗なシルエットを採用し、フルLEDを採用した薄型フロントヘッドライトと、横一文字のリアコンビネーションランプがワイドな印象を強調。サイドシルに施されたブラックガーニッシュがボディーの長さをより強調し、傾斜したリアピラーがフロントノーズからリアエンドまでスムーズにつながるスリークなシルエットを演出している。

ブラックを基調の内装では、水平基調のインストルメントパネルによって視覚的ノイズを少なくし、運転に集中できる視界を目指して開発。12.3インチHonda CONNECTディスプレー、10.2インチのデジタルグラフィックメーター、11.5インチ相当の大型ヘッドアップディスプレーを採用し、使いやすさと見やすさを向上。また、エアコンやオーディオソース、音量、照明の色や明るさなどの設定を組み合わせて登録し、1つのダイヤルでまとめて簡単に操作できる“エクスペリエンスセレクション ダイヤル”を国内向けホンダ車として初採用。

さらに、手に触れやすい部分にはソフト素材を使用する等、上質感のあるコーディネートを採用した他、インパネラインやドアライン等には、7色の中から好みの色を設定できるマルチカラーのLEDアンビエントランプを標準装備。加えて、国内向けホンダ車として初めて Google を搭載した。

安全面では、最新の全方位安全運転支援システム“Honda SENSING 360”を国内向けホンダ車に初搭載した他、2025年には車両周辺の死角をカバーし、交通事故の回避やドライバーの運転負荷の軽減を サポートする 全方位安全運転支援システムHonda SENSING 360+をアコードに搭載し、発売する予定となっている。

車体色には、プラチナホワイト・パール(有料色)、イグナイトレッド・メタリック(有料色)、キャニオンリバーブルー・メタリック(有料色)、メテオロイドグレー・メタリック(有料色)、クリスタルブラック・パールの5色を設定した。

【希望小売価格】544万9400円

 

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