マツダは2月1日、新しい時代に適合したロータリーエンジン（以下「RE」）の研究開発促進のため、パワートレイン開発本部パワートレイン技術開発部に「RE開発グループ」を復活したと発表した。
RE開発グループでは、REを発電機用として継続的に進化させ、主要市場での規制対応やカーボンニュートラル燃料対応などの研究開発に取り組むとしている。
ロータリーエンジンは、三角形のローターが回転することによって動力を生む独自の構造をもつエンジンで、マツダでは、1967年に導入した「コスモスポーツ」に搭載して以来、長年にわたりロータリーエンジンを量産する唯一の自動車メーカーとして、出力、排気ガス浄化、燃費、耐久性等の性能向上を推進。
2023年6月には、2012年に「RX-8」の生産を終了して以来約11年ぶりに、ロータリーエンジン搭載車の量産を再開。現在、12車種目のロータリーエンジン搭載車種の「MX-30 Rotary-EV」を日本や欧州に導入している。
