スズキ、「スペーシア」「スペーシア カスタム」を6年ぶりにフルモデルチェンジ

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スズキは11月9日、軽ハイトワゴン「スペーシア」および「スペーシア カスタム」を6年ぶりにフルモデルチェンジし、11月22日より発売すると発表した。

今回のフルモデルチェンジで3世代目となる新型スペーシアおよびスペーシア カスタムでは、“わくわく満載!自由に使える安心・快適スペーシア”をコンセプトに、デザイン、自由に使える広い室内空間、安全機能等の進化が図られた。

パワートレーンは、R06D型エンジン(NA車)とマイルドハイブリッドを搭載し、25.1km/L(WLTCモード走行燃費)の低燃費を達成。また環状骨格構造や減衰接着剤などの採用により、高い操縦安定性や室内の高い静粛性、快適な乗り心地を実現している。

デザイン面では、それぞれ頑丈で大容量のコンテナをモチーフに、スペーシアらしい“ワクワク感”は継承しつつ、さらに楽しさを感じられるデザインを採用。

スペーシアでは、外装にボディーを上下に分割する力強いキャラクターラインによる頑丈で立体的な造形や、親しみやすく優しい印象のLEDヘッドランプ、タグプレートをモチーフにしたエンブレムを採用している他、ブラウンを基調とした内装にサイドルーバーガーニッシュやドアアッパー部分にはマットな質感のカフェラテ色を配色する等、“心地よさ”と“ワクワク感”を表現。

スペーシア カスタムでは、外装にメッキと艶のあるブラックを組み合わせた大型のフロントグリルやメッキフロントバンパーガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュ等を採用している他、ブラック基調の内装にセミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックの加飾を施す等、“上質感”と“華やかさ”を表現した。

室内空間では、より使いやすくなったパーソナルテーブルや静粛性を向上したスリムサーキュレーターを搭載した他、フラップの位置や角度を調整することで使用シーンやライフスタイルに合わせ3つのモードを選択できる等、広い室内をより使いやすく快適な空間へと進化。

インパネ周りは、運転席や助手席からの動線や使いやすさを考慮したレイアウトを採用している他、助手席前のビッグオープントレー等の多彩な収納スペースを設置。さらに、スズキの軽自動車初となる電動パーキングブレーキやステアリングヒーター、後部座席にはオットマン機能付のマルチユースフラップ等の新機能も採用している。

安全面機能では、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ“デュアルセンサーブレーキサポートII”を全車に標準装備した他、アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]や車線維持支援機能を搭載する等、安全機能の充実化が図られた。

車体色は、スペーシアには“ミモザイエローパールメタリック”と“トーニーブラウンメタリック”を新色として設定した他、2トーンルーフ仕様車のルーフ色に“ソフトベージュ”を採用し、モノトーン8色、ソフトベージュ2トーンルーフ4色の全12パターンを設定。スペーシア カスタムでは、“ピュアホワイトパール”や“インディゴブルーメタリック2”などモノトーン7色、ブラック2トーンルーフ4色の全11パターンを設定した。

【希望小売価格】[スペーシア]153万円~182万4900円[スペーシア カスタム]180万1800円~219万3400円

 

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