メルセデス・ベンツ、新型「GLE」と「GLE クーペ」を発売、全モデルが電動化

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メルセデス・ベンツ日本は9月28日、 マイナーチェンジした新型「GLE」および「GLEクーペ」を、全国のメルセデス・ベンツ正規 販売店ネットワークを通じて発売した。

主な変更点は、全モデルが電動化された他、内外装デザインの刷新、最新の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」と「MBUX ARナビゲーション」およびトランスペアレントボンネットが標準装備されたこと。

パワートレーンでは、ISGを搭載したGLE 450 d 4MATIC スポーツとGLE 450 d 4MATIC クーペを追加し、全モデルが電動化。ISGの電気モーターと“48V電気システム”により、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、約1kWhの容量の リチウムイオンバッテリーに充電。エンジンが低回転時には電力を利用して動力補助を行うことで高い効率性と力強い加速を実現した。

さらに、アイドリング時には電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性、静粛性向上に寄与する。全モデル組み合わされるのは電子制御9速ATとなり、駆動方式は4WDを採用。

外装では、クロームの小さなスリーポインテッドスターが無数に散りばめられたスターパターン フロントグリルや、SUVらしさを強調した新デザインのフロントバンパー 、新デザインのヘッドライト、テールライト、ボンネットエンブレムなどを採用した。

内装では、ナビゲーションやインストゥルメントクラスター内の各種設定や、安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能を有した最新世代のステアリングホイールを装備している他、ステアリングのハンズオフ検知機能のため、リムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。Burmesterサラウンドサウンドシステムを全モデルに標準装備とした。

また、スイッチ操作1つでエンジンやトランスミッションの 特性を切り替えるDYNAMIC SELECTの中に“オフロード”モードを追加し、雪道や悪路での走破性を向上。また、オフロードモード時は、360度カメラシステムを使用し、メディアディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像 を仮想的に映し出す“トランスペアレントボンネット”機能を使用できる。

他にも、コックピットディスプレイおよびメディアディスプレイにまざまな機能を分かりやすく配置する新開発のオフロードスクリーン、MBUX AR (Augmented Reality = 拡張現実)ナビゲーションを標準装備している。

【希望小売価格】[GLE]1376万円~1728万円[GLE クーペ]1480万円~1805万円

 

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