三菱自動車は10月11日、ジャパンモビリティショー 2023（会場：東京ビッグサイト、一般公開：10月28日から11月5日）において、電動クロスオーバーMPVのコンセプトカーを世界初公開すると発表した。
三菱自動車ブースでは、上記コンセプトカーの他、本年7月にタイで発表し、来年初頭に国内投入を予定している新型ピックアップトラック「トライトン」を日本初披露するとともに、スタートアップ企業とコラボレーションした小型モビリティ「Last 1 mile Mobility」を参考出品するとしている。
電動クロスオーバーMPVのコンセプトカーは、MPVの居住性、快適性、使い勝手や、SUVならではの走破性を兼ね備えた、カーボンニュートラル社会の実現を見据えた電動クロスオーバーMPV。“Borderless Adventure”をコンセプトに、大空間キャビン、優れた航続距離と走破性を実現。また、状況に応じて切り替えが可能な走行モードを装備している他、あらゆる天候や悪路に対応するため、高めに設定された最低地上高や、大径タイヤ、電動4WDを採用している。
新型トライトンは、“Power for Adventure”という商品コンセプトのもと、内外装デザインからフレーム、シャシー、ボディ、エンジンなどを一新した1トンピックアップトラック。
新開発のラダーフレームを採用し、高出力化と環境性能向上を両立した新開発の2.4リッタークリーンディーゼルターボエンジンを搭載する。新開発のサスペンションによる優れた乗り心地や操縦安定性、スーパーセレクト4WD-II、バージョンアップしたドライブモードによる高い走行性能を実現。さらに、充実した運転支援機能や、衝突安全性能や快適性を大幅に向上した。国内には約12年ぶりに24年初頭の発売を予定している。
参考出品する電動小型モビリティのLast 1 mile Mobilityは、次世代の椅子型モビリティの開発・製品化に取り組んでいるスタートアップ企業 LIFEHUB株式会社とのコラボレーションにより開発を実施した、電動車の使用済みバッテリーを搭載したバギータイプの未来の小型モビリティ。
【出展車両一覧】
