ヒョンデがEVタクシー向けの延長保証を開始

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ヒョンデモビリティジャパンは9月14日、EVタクシー専用の延長保証プログラム「ヒョンデEVタクシー延長保証」の提供を開始した。

現在ヒョンデは、国内ではZEV(ゼロエミッションビークル)のみの販売を行っており、既に一部のタクシー事業者でIONIQ 5(アイオニック5)による営業を開始しており、同社ではタクシー事業者にとって安心感を高める延長保証プログラムの提供を決めた。

この延長保証に加入すると、新車タクシーのメーカー保証(初度登録日から3年または走行距離10万㎞のいずれか早い方まで)が、5年または30万㎞のいずれか早い方までに延長される。

また、比較的短い期間で長距離を走るタクシー事業者の懸案事項であった、駆動用バッテリーの不具合発生時にかかる修理費用の予測の立てづらさから生じる不安を解消するため、駆動用バッテリーのモジュール交換も保証対象とした。

さらに、同社がタクシー事業者の自社修理工場と提携することで、メンテナンスや不具合時における迅速な対応協力を行う態勢を整え、国内でのEVタクシー普及の足かせとなる不安感の払拭を目指す。

なお、「新車保証」は新車購入時に付帯されるもので、「延長保証」は新車登録時に同時加入が可能。料金は新車登録/初度登録から60日以内なら29万7000円、納車済み/初度登録61日~3年目車検の間なら37万7850円となっている(いずれも税込)。

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