ホンダは9月7日、2025年より北米で販売するEVの充電ポートに北米充電規格(North American Charging Standard 、以下「NACS」)を採用することを、NACSを展開するテスラと合意したと発表した。
ホンダでは、2025年中に北米でのNACS用充電ポートを採用した新型EVの発売(予定)をスタートラインとしてNACSの採用を推進する他、それより前に北米で発売する、CCS(Combined Charging System)用充電ポートを採用したEVについても、充電アダプターを用いてNACSに対応できるよう開発を進めている。
同社は北米において、信頼性の高い充電インフラの整備を目的に、アメリカン・ホンダモーター、BMWグループ、ゼネラルモーターズ、ヒョンデ、キア、メルセデス・ベンツグループ、ステランティスN.V.の7社でEV用高出力充電網を構築する合弁会社の設立に合意。今回、NACSの採用に合意したことで、テスラの充電網である「スーパーチャージャー」の利用が可能となった。