日産と朝日町、EVを活用したゼロカーボンおよびSDGs達成に向け連携

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山形県朝日町、日産自動車、山形日産自動車、日産プリンス山形販売の4者は6月5日、ゼロカーボン、SDGsの達成や強靭なまちづくりに向けて、「電気自動車を活用したゼロカーボン及びSDGs達成に向けた連携協定」を締結したと発表した。

朝日町は、「ゼロカーボンシティ」を宣言し、地域資源の有効利用や環境保全やSDGsの推進など、環境に対して積極的な取り組みを行っており、公用車としてEVの日産リーフを導入。環境対策や、防災対策に取り組み、持続可能で強靱なまちづくりを推進している。

また日産自動車では、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決により、社会変革をしていく日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を推進。EVの普及によるゼロ・エミッション社会の実現を通じ、人とクルマと自然が共生し、地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体・企業と連携した取り組みを行っている。

今回は日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ」と朝日町が目指すゼロカーボンやSDGsの推進に向け共に協力していくことに賛同し、協定締結が実現した。両者はEVの積極的な活用により脱炭素社会を推進し、環境・防災対策等、本協定締結に基づく様々な取り組みを実施するとしている。

【連携協定の概要】

  • ゼロカーボン実現およびSDGs達成に向けEVの普及促進を図るため、環境教育や環境イベント等の実施で連携し、電気自動車の「走る蓄電池」としての活用を通じて、町民の環境・防災意識向上を目指す。
  • 朝日町で災害を起因とする停電が発生した際、EVを電力源として活用するため、町が指定する避難所等に、日産の販売会社の店舗に配備しているEVの貸与と充電スタンドの使用を無償で行い、町民の生命及び身体の安全を守る。

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