ランドローバー・クラシック、特別仕様車「クラシックディフェンダーワークスV8アイラエディション」を発表

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ランドローバー・クラシックは5月2日(英現地時間)、特別仕様車「クラシックディフェンダーワークスV8アイラエディション」を発表した。「90」「110」合わせて世界限定30台を販売する。価格は「90」23万ポンド、「110」24万5000ポンド。

この特別仕様車は、ローバー・カー・カンパニーのマネージング・ディレクターで、ランドローバー創設者の一人でもあるスペンサー・ウィルクス氏と、同氏が所有していた1965年製「ランドローバーシリーズIIA」からインスピレーションを得たモデルだ。

外装では、ヘリテージグレーの外板色を採用し、ライムストーンのコントラストルーフと、ヘビーデューティ・スチールホイールを装備している他、ヘリテージグレーのホイールアーチがより洗練された外装にしている。

内装では、プレミアム・ディフェンダー・シート、サイドトリム、ドア、ルーフライニング、ダッシュボードに、エボニー色のウィンザーレザープレミアムシートを使用し、アイラ毛織物工場から調達したユニークなツイードのディテールを組み合わせたトリムを採用した。特別にデザインされたセンターキューブには、アイラ島のキルホーマン蒸留所のウイスキー樽のオーク材とウォールナットを組み合わせた、取り外し可能なウッドトレイを装備している。

パワートレインは「クラシックディフェンダーワークスV8」と同様の最高出力405PS/最大トルク515Nmを発揮する5.0リッターV8ガソリンエンジンを搭載し、8速ZFオートマチック・トランスミッションを組み合わせた。2012年から2016年製のベース車両を使用して、徹底的なレストア、リエンジニアリング、アップグレードが施され、細部に至るまで手作業で組み立てられる。

 

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