トヨタモビリティ東京、有明店・レクサス有明を開業

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トヨタモビリティ東京(佐藤康彦社長)は5月13日、地域特性に合わせ「トヨタ」「レクサス」を併設した店舗、トヨタモビリティ東京・有明店/レクサス有明の営業を開始した。

新拠点は、首都高速・台場ICやゆりかもめ・有明テニスの森駅等に近い交通至便な湾岸エリアに立地し、「関わる人すべてが『幸せ』になる店舗」をコンセプトとし、利用客の「モビリティライフ」をサポートするための店舗として機能することを目指す。

店舗敷地の左側が有明店、右側がレクサス有明となっており、両ブランドのショールームのつなぐ位置には、地域コミュニティの場として“Ariake Miraie(有明ミライエ)”が設置されている。

このスペースでは、様々なイベントや体験会を開催する。子供連れの来店を想定し、授乳室や子供用トイレ、イスを完備する他、新たな取り組みとしてノンアルコールバーを設置した。

一つの建物に「トヨタ」「レクサス」のショールームがあることで、トヨタ・レクサスすべてのクルマを扱うことになり、来店客一人ひとりに合った多彩な提案が可能になった。また、ARを活用することでシンプルかつ分かりやすい商品説明ができるほか、呈茶やカタログの受け渡しにはロボットを活用する。さらに、両店には、トヨタ販売店最大級の220インチビジョンが採用された。

拡張事実を活用し、展示車でのAR説明を実施(6月以降)

店内の通路には、トヨタの現在までのミニチュアカーが展示されている

新たな取り組みとして、ボディコーティング専門店「KeePer」がショップインショップとして開設され、カーケア・サービスを充実させる。さらに、店舗敷地内にカーシェア車両を3台用意し、近隣住民に移動手段も提供する。

店舗入口に設置されるパイロンサイン**は、トヨタ販売店では全国初の太陽光パネル・蓄電池搭載タイプを採用した。自家発電と合わせ、その他の消費電力についても100%カーボンフリー電力を使用する。また、湾岸地域の防災の一助となるよう、自治体や行政と連携し、予測不能の災害に迅速な対応をするため備蓄品も多く揃えた。

太陽光パネル・蓄電池搭載タイプのパイロンサイン

**0.4kWの太陽光パネルと2.3kWの蓄電池により夜間発光電力を自力で蓄電。屋上に設置している太陽光パネルの発電を可視化

有明店・荒田高広店長とレクサス有明・高橋真琴ゼネラルマネジャーは「店舗スタッフがチームとなって、地域のお客様に寄り添い、期待を超えたサービスを提供したい。そのために新たなチャレンジにも貪欲に取り組んでいく」と抱負を語った。

【店舗概要】

    • 所在地:東京都江東区有明1-4-29
    • 電話番号:〈有明店〉03-3599-5135〈レクサス有明〉0120-518-777
    • 営業時間:10時~18時
    • 定休日:火曜日および第1・3月曜日 ※一部特別休業あり
    • 敷地面積:6,604㎡
    • ショールーム面積:〈有明店〉310.52㎡〈レクサス有明〉347.04㎡
    • 工場設備:11ストール、検査ライン、洗車機(2台)
    • 作業ストール:〈有明店〉7ストール〈レクサス有明〉4ストール〈KeePerコーティング〉3ストール
    • スタッフ数:〈有明店〉荒田高広店長以下25名〈レクサス有明〉高橋真琴ゼネラルマネジャー以下20名
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