日野自動車と、日野のグループ会社であるMOBILOTS株式会社（本社：東京都新宿区、社長：渡部雅成、以下「モビロッツ」）は3月27日、日野のコネクティッド技術を活用した予防整備とモビロッツのメンテナンス契約を組み合わせた、「HINO CONNECT‐Maintenance Support」を4月1日より提供すると発表した。
なお「HINO CONNECT‐Maintenance Support」では、メンテナンス契約Rプランの毎月定額料金からカスタマーの追加の費用負担なしで予防整備サービスを提供するとしている。
同商品は、2020年10月よりトライアルを開始したICT予防整備モニタリングサービスをモビロッツのメンテナンスサービスとして正式に商品化したもので、車両の稼働最大化に貢献するために、走行距離や経過年月等を目安に実施する従来の整備に加え、各車両のコネクティッドデータから対象部品の将来の不調に繋がる予兆を検知して、車両ごとに最適な予防整備を実施する。現時点ではDPRフィルターやエンジン・トランスミッション関連の各種部品などが対象となる。
両社は、同予防整備を実施することにより、車両の稼働停止に繋がる突発的な不調を低減するとともに、トータルの整備時間を短縮すると述べている。
【「HINO CONNECT-Maintenance Support」対象条件】
- 車両通信機を標準搭載した日野プロフィア・日野レンジャー（2017年以降発売）、 日野デュトロ（2019年以降発売・積載量1.5tクラスおよびBEVを除く）であること ※バスは対象外
- 日野の「車両位置情報取得に関するご承諾書」について、カスタマーが承諾していること
- 2023年4月以降にモビロッツのメンテナンス契約「Rプラン」を契約していること
- 日野販売会社を担当メンテナンス工場とした契約であること
