ビー・エム・ダブリューは12月8日、「iX」が一般社団法人「日本カー・オブ・ザ・イヤー」実行委員会主催の2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、、一次選考において、上位10モデルとなる10ベスト・カーに選ばれると共に、最終選考会において、秀でた内外装デザインを持つクルマである「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。
「iX」は、大胆かつモダン、最小限をコンセプトに、フロント・デザインにおいては、BMWのデザインを特徴づけるキドニー・グリルを大型化したほか、BMWラインアップの中で最もスリムなヘッドライトのデザインを採用することで、次世代のイメージを彷彿。リヤ・デザインにおいては、ヘッドライト同様に薄くシャープなリヤ・ライトを採用しデザインの一体感を表現したのに加え、エアロダイナミクスを追求したディフューザーや、リヤ・トレッドをワイドにすることで、存在感を演出している
インテリアでは、メーター・パネルとコントロール・ディスプレイを一体化させてデザインを際立たせたほか、形状を湾曲したカーブド・ディスプレイとすることで、操作性、視認性を向上。多くのボダン類を廃止し、送風口をスリム化することで、運転席回りをすっきりとさせ、iDriveコントローラーを装備することで操作性を向上した。また、六角形のステアリング・ホイールをBMWモデルとして初めて採用している。
【受賞理由】
これまでのBMWデザインとは全く異なる世界観・方向性、リスクを恐れずに変化なくして新たな時代を作ることはできないという考え方で新たな境地を開いた。垂直でほぼ全面的に囲い込まれたBMWキドニー・グリルなど、従来のデザイン言語を踏まえながら、革新的な取り組みを高く評価したという声が聞かれた。またラウンジを彷彿させる優雅なインテリアについても従来の自動車の概念を覆すものという評価も集まった。これらのデザイン・エレメントが、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員によって評価され、今回の栄誉ある賞の受賞となった。