メルセデス・ベンツ、Cクラスをリコール 火災に至るおそれ

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メルセデス・ベンツ日本は11月1日、「C180」「C200」「C200 4MATIC」「C220d」計4車種の電気装置(リア信号検知制御モジュールコントロールユニット)に不具合があるとして6,686台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は令和3年5月7日~令和4年8月25日。

不具合の部位は電気装置(リア信号検知制御モジュールコントロールユニット)で、トランク内にあるリアSAM(信号検知制御モジュール)コントロールユニットにおいて、設置の位置が不適切なため、雨天時にトランクを使用する際にトランクリッドからの雨水がリアSAMに直接滴下することがある。そのため、電気的な故障が発生して関連する機能や装置の警告灯が点灯したり、灯火器類等の作動不良が発生したりする上、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置は、全車両でリアSAMコントロールユニットにカバーを装着する。なお、雨水の滴下による損傷がある場合は、関連する部位を新品に交換する。

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