いすゞ、商用車テレマティクス「MIMAMORI」をフルモデルチェンジ

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いすゞ自動車は、商用車 テレマティクス「MIMAMORI」を全面刷新し、10月4日より順次提供を開始した。

「MIMAMORI」は、データ通信とインターネットを活用し、遠隔で車両の運行情報(燃費、CO2・NOx・PMの排出量、車両現在位置情報、ドライバーの運転操作情報など)を収集、解析するクラウド型の運行管理システム。今回の全面刷新では、10月より運用開始した商用車情報基盤「GATEX」を利用することで、 「商用車ナビ」や「動画ドラレコ」などの新たな 機能を追加すると共に、労務管理や動態管理の強化など、2024年問題※の解決に向けた機能を拡充。株式会社トランストロン(以下TTI)が提供している「ITP-WebService」と画面の統一を図り、 運行管理者が少ない操作で様々な情報を確認することが可能となった。

【主な新機能】

  • 運転日報のレイアウトを最大約10万通りにカスタマイズし、カスタマーのニーズに合った帳票を作成
  • 労務管理帳票の管理・集計を自動化し、カスタマーの業務を効率化
  • 「商用車ナビ」により、運行指示書のデータと自動的に連携することで、目的地へスムーズに案内し、走行距離・CO2排出量を削減
  • 「動画ドラレコ」により運行管理者はWEB上で最大6台の車載カメラ映像を確認可能

【サービスメニューの追加・改良】

  • 標準機能の拡充
    「インターネットデジタコ」、「温度お知らせサービス」、「点呼機能/アルコールチェッカー連携」、 「自動日報印刷」の機能を標準搭載
  • 動態管理と連携した情報取得
    車両の位置情報を基に、従来の降水情報に加え、津波情報、気象警報・注意報、土砂災害危険度マップや台風、地震情報等が確認可能

【新たなユーザーインターフェイスの採用】

  • 新型ギガに標準搭載のセンターディスプレイで直感的な操作が可能
  • 新型ギガ以外の車両にも搭載可能

【「PREISM」専用画面】

現在いすゞ車ユーザーに提供している、高度純正整備「PREISM」専用 WEB画面を刷新。「PREISM」を搭載したすべての車両のコンディションがリアルタイムで 確認できるほか、車検や定期点検のタイミングも一覧で確認が可能となった。

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