アウディ「S6」「A8」など計9車種 3,209台をリコール エンジン停止のおそれ

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フォルクスワーゲングループ ジャパンは9月1日、「S6」「S6 アバント」「S7 SB」「RS7 SB」「RS6 アバント」「A8 4.0Tq」「A8L 4.0Tq」「S8」「S8 plus」計9車種の原動機(オイルストレーナー)に不具合があるとして3,209台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は平成24年7月20日~平成29年5月17日。

不具合の部位は原動機(オイルストレーナー)で、ターボチャージャーへのオイル供給ラインに取り付けられているオイルストレーナーにおいて、メッシュサイズが小さすぎるため、オイルストレーナーにオイルの沈殿物が付着することがある。長期間、車両を使用することにより沈殿物が増加すると、オイルストレーナーがつまり、ターボチャージャーへ十分なオイルを供給できなくなり、最悪の場合、エンジンの出力低下やエンジンが停止するおそれがある。 改善措置は、全車両で当該オイルストレーナーを対策品と交換する。また、ターボチャージャーを点検し、必要であれば新品と交換する。

不具合の件数は5件発生している。

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