トヨタ、「ノア/ヴォクシー/bZ4X」など計8車種 60,258台をリコール

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トヨタは9月1日、ノア/ヴォクシー、bZ4X、レクサスNX、スバル・ソルテラ計8車種60,258台のリコールを国土交通省に届け出た。

不具合がある部位は①かじ取り装置(レーントレーシングアシスト用制御コンピュータ)、②その他(ディスプレイオーディオ)、③制動装置(ブレーキアクチュエータ用制御コンピュータ)で、対象となる製作期間は令和3年9月1日~令和4年8月9日。

①では、運転支援装置のLTAにおいて、制御プログラムが不適切なため、ハンドル舵角の中立位置のずれにより、LTAでのハンドル操舵の補正が不足するものがある。そのため、カーブと車両速度の状況によっては、早期に警報が作動して、運転者による操舵が必要となり、保安基準第11条(かじ取り装置)に適合しないおそれがある。改善措置は、全車両でレーントレーシングアシスト用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。

②では、ディスプレイオーディオにおいて、制御プログラムが不適切なため、ナビのルート案内中に車両を再始動し、直後にパノラミックビューモニターの映像を表示した場合、ナビ案内図を車両左側の映像に重ねて表示する場合がある。そのため、車両左側の映像が確認できず、保安基準第44条(後写鏡等の基準)に適合しないおそれがある。 改善措置は、全車両でディスプレイオーディオ用制御プログラムを対策仕様に修正する。

③では、電動パーキングブレーキにおいて、制御コンピュータ電源回路の異常検出プログラムが不適切なため、回路内で発生する一時的な応答遅れを異常と誤判定することがある。そのため、警告灯が点灯して、電動パーキングブレーキが作動しないおそれがある。 改善措置は、全車両でブレーキアクチュエータ用制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。 

不具合の件数は③が15件 発生している。

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