BMW、2シリーズアクティブツアラーとiX、計393台をリコール

all 自動車 業界ニュース

ビー・エム・ダブリューは8月24日、「218d Active Tourer」「iX xDrive40」「iX xDrive50」「iX M60」の計4車種の①乗員補助拘束装置(クラッシュ セーフティ モジュール)、②制動装置(統合ブレーキシステム)に不具合があるとして393台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和3年9月8日~令和4年5月9日。

不具合の部位は①乗員補助拘束装置(クラッシュ セーフティ モジュール)、②制動装置(統合ブレーキシステム)で、①では、クラッシュ セーフティ モジュール(ACSM6)のプログラムが不適切なため、レストレイント システム、歩行者保護または高電圧バッテリーユニットのシャットダウン機能に不具合が発生した場合に、チェックコントロールメッセージまたはエアバッグ警告灯が点灯しない可能性がある。そのため、運転者がシステムの異常を認識できないおそれがある。②では、統合ブレーキシステム(DCS/VIP)のプログラムが不適切なため、特定エリアの交差点においてシステムがクラッシュする。そのため、速度が低下したり、パワステ機能が停止したり、エアバッグ等の様々な警告灯が点灯したりするおそれがある。

改善措置は、① 全車両でクラッシュ セーフティ モジュール (ACSM6)のプログラムを対策プログラムに書き換える。② 全車両、統合ブレーキシステム(DSC/VIP)のプログラムを対策プログラムに書き換える。なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う。<1>販売店に入庫して診断機により実施する。<2>対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールを実施する。

Tagged