トヨタ、コンパクトミニバン「シエンタ」をフルモデルチェンジ

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トヨタはコンパクトミニバン「シエンタ」をフルモデルチェンジし、8月23日に発売した。月販目標台数は8300台で、価格は195万円~310.8万円。トヨタ自動車東日本・宮城大衡工場で生産される。

新型シエンタは3代目で、7年ぶりの一新。全長・全幅は先代モデルから変更せず、「扱いやすい5ナンバーサイズ」は維持しつつ、全高・室内高は20mm高くすることで頭上空間を拡大するなど居住性を向上させたのが大きな特徴。1-2列目シートの間隔を先代よりも80mm広げ、クラストップレベルの最大1000mmを確保した他、パワースライドドアの開口部高さを60mm広げ、後席への乗降性を向上させるなど使い勝手を高めている。

プラットフォームには軽量かつ高剛性なTNGAのGA-Bを採用し、上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現。パワートレーンは1.5Lダイナミックフォースエンジンで、ハイブリッドとガソリンの2種類を設定。駆動方式はハイブリッドは2WD(FF)と4WD(E-Four)、ガソリンはFFのみとなっている。ハイブリッド、ガソリンとも「X」「G」「Z」の3グレードが用意され、全グレードで5人乗りと7人乗りを選択できる。

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