フォルクスワーゲングループジャパンは7月21日、「RS7 SB エアサス」「 RS6 アバント」「RS6 アバント エアサス」「RS7 SB」「S7 SB」「S6」「A6 45Tq」「A7 SB 45Tq」「A6 55Tq」「A7 SB 55Tq」計10車種の燃料装置(燃料ゲージセンサー)に不具合があるとして22,841台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は平成30年7月21日~令和3年7月27日。
不具合の部位は燃料装置(燃料ゲージセンサー)で、燃料デリバリーモジュールにおいて、燃料ゲージセンサーとブリーザーパイプとの間隔が不適切なため、燃料ゲージセンサーが当該パイプに引っかかることがある。そのため、実際の燃料量と燃料計の指示値が一致せず、燃料が多く表示され、そのままの状態で走行を続けると、燃料切れにより走行不能となるおそれがある。 改善措置は、全車両で燃料ゲージセンサーを対策品と交換する。なお、対策品の準備には時間を要するため、準備ができ次第、部品交換を改めて案内する。