ボルボ、アート集団チームラボの展覧会「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」に協賛

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ボルボ・カー・ジャパンは7月12日、佐賀県武雄温泉にある御船山楽園で7月15日(金)より11月6日(日)まで開催される、アート集団チームラボの展覧会「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」に昨年に続き協賛すると発表した。

今回で開催8回目となる同イベントでは、新作となるボルボ車とのコラボレーション作品のほか20作品以上を展示。また、今回初めて東京・青山にあるボルボ スタジオ 青山(展示は7月16日から)でも作品の一つを展示する。

御船山楽園は、悠久の自然に囲まれた、50万平米に及ぶ大庭園。園内には、巨石や洞窟、森などがあり、チームラボは自然のありのままの姿をデジタルテクノロジーによってアートにすることで、長い時間の連続性を表現したとしている。

「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」は、時代を超えて変わらないものを大切にしつつ、未来のために変わることをいとわない、そんなイノベーションを表現しているという。ボルボの電気自動車C40が登場する新しい作品に加え、ボルボ スタジオ 青山でも新たな展示作品を公開し、自然とテクノロジーの融合による新しい体験を提供するとしている。

 

 

【ボルボとチームラボの作品がコラボレーションした2つの空間】

<「生命は結晶化したうごめく光(会場:御船山楽園)」>

まるで光が結晶化してできた有機体のような存在が、中心から虹色に輝きながら、統合と分裂を繰り返し、うごめいている。人々は作品の中に入ることができる。人々が作品の中に身体ごと入ったとしても、作品は壊れず、作品の存在は維持され続ける。作品に触れると、見えている部分は、何の変哲もない水の一部だと気が付く。つまり、作品は作品自体で存在せず、環境がつくる特異な現象が作品の存在である。鑑賞者が動くと、作品は出現する場所が変わっていく。鑑賞者が見ているその作品は、その鑑賞者にしか見えていなく、隣の人からは、違う場所に、違う色の作品が出現している。つまり、見えているその作品の存在は、環境が生み出し、鑑賞者の中にだけ存在する。

◆コンセプト詳細:Environmental Phenomena

<「永遠の今の中で連続する生と死(会場:ボルボ スタジオ 青山)」>

花は、誕生と死滅を永遠に繰り返していく。現実の時間の流れで、咲いていく花々が、季節に合わせて日々移り変わっていく。そして、この場所の日の出とともに作品世界も明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。鑑賞者が存在する現実の時間、都市の時間、花の生死が繰り返されていく時間、それぞれの異なる時間が、身体、都市、そして作品世界に接続したまま、交差し重なり合う。作品空間は、異なる時空が重なり合う。作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、永遠に変化し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。

【「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」概要】

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