日産は、一般財団法人大阪国際児童文学振興財団が主催する「第39回 日産 童話と絵本のグランプリ」に協賛し、7月1日より創作童話と絵本の募集を開始した。応募締め切りは2022年10月31日(月)としている。
「日産 童話と絵本のグランプリ」は、1984年に大阪府立国際児童文学館の開館を記念して創設された、創作童話と絵本のコンテスト。日産は、子どもの想像力と創造性を育むこと、優れた作品や作家を世に送り出すことを目的とした同コンテストの趣旨に賛同し、初回より協賛を継続している。
同グランプリでは、毎年、2,000~3,000編もの応募作品の中から、童話部門・絵本部門の大賞各1編を含む入賞作品計38編を選出。また、日産は各部門大賞作品をビーエル出版株式会社の協力を得て出版し、全国の公立図書館や、同社事業所近隣の幼稚園などに寄贈している。
【「第39回 日産 童話と絵本のグランプリ」応募要項】
子どもを対象とした創作童話、創作絵本を募集。構成、時代などテーマは自由で、未発表の日本語の作品に限る。
<応募規定(概要)>
◆童話の部
- 400字詰め原稿用紙に縦書きで5~10枚。HB以上の濃い鉛筆か黒いインクを使用する。パソコン使用の場合、縦書きで20字×20行で印字すること。
◆絵本の部
- 構成は扉1頁と本文11見開きまたは15見開き(計23頁または31頁)とし、綴じないこと。
- 画材・技法・大きさ・判型は自由。
- 絵と文の共作でも可。絵、文とも自作未発表の作品に限る。
<応募資格>
- 作品を商業的に出版されたことのないアマチュアに限る。
<締め切り>
- 2022年10月31日(月) 消印有効
<入賞発表>
- 2023年3月上旬(一財)大阪国際児童文学振興財団および日産自動車株式会社ホームページにて発表。
<賞及び賞金>
- 大賞:童話1編/賞金50万円と記念品、絵本1編/賞金70万円と記念品
- 優秀賞:童話3編/賞金10万円と記念品、絵本3編/賞金20万円と記念品
- 佳作:童話20編/記念品、絵本10編/記念品
※大賞受賞作品は童話、絵本とも出版され、書店やインターネットを通じて販売される他、日産からは全国公立図書館等に寄贈。
<選考委員>
- 黒井 健絵本画家
- 高畠 純絵本作家
- 富安 陽子童話作家
- 吉橋 通夫児童文学作家(以上五十音順)
- 内田 誠日産自動車(株)代表執行役社長兼最高経営責任者
- 宮川 健郎(一財)大阪国際児童文学振興財団 理事長