シトロエン、「C3」をマイナーチェンジ 新世代ブランドフェイスを採用、各装備も充実

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グループPSAジャパンは、シトロエンのコンパクトカー「C3」をマイナーチェンジし1月7日(木)より発売した。今回のマイナーチェンジでは、新世代ブランドフェイスと各種装備の充実を図った。

 

<最新シトロエンのデザインコードを取り入れたフロントフェイス>

新型「C3」のフロントフェイスは、2016年のパリモーターショーで発表されたコンセプトカー「CXPERIENCE」(Cエクスペリエンス)に直接的にインスパイアされたもので、シトロエンのブランドロゴであるダブルシェブロンから伸びるクロームがLEDデイタイム・ランニング・ライトにまで広がりワイド感を強調。さらに下部においては、あたらしいデザインのLEDヘッドライトまで伸びており、下のフォグランプはベゼル部分がカラーパックと呼応するようになっている。

 

「C3」に採用されたことでシトロエンのシグネチャーとして認知されたAirbump®はワイドにデザインを一新。3つのカプセルのセットで構成されており、ボディワークを保護するする。リアクオーターパネル、CピラーのステッカーはこのAirbump®のパターンを反復し、サイドビューに統一感を持たせダイナミズムと力強さを強調している。

 

 

<アドバンストコンフォートシートをエメラルド内装仕様に初採用>

運転者と同乗者にリビングのような居心地の良さとくつろぎを提供するため、シトロエンアドバンストコンフォートのコンセプトをさらに色濃く導入し、これまでのインテリアの基本デザインは踏襲しつつ、さらなる快適性のためにアドバンストコンフォートシートをエメラルド内装仕様に初採用した。シート生地裏に特別なフォームを配することで、身体とシートの“当たり”感を改善したシートで、C5 AIRCROSS SUVで導入され好評を得たものと同様の考え方で造られた。生地裏のフォームのボリュームも従来の2mmから15mmへと大幅にアップし、疲労につながる車体の微震動をシートが吸収する。また、エメラルドグリーンのアクセント(ボディカラーによる)とモダンでグラフィカルなステッチが施されている。

 

 

<充実の運転支援と安全装備>

◆LEDヘッドライト&インテリジェントハイビーム

新デザインのLEDヘッドライトを全グレード標準装備。また、インテリジェントハイビームはマルチファンクションカメラが常に前方の状況を分析し、先行車や対向車の有無により、ハイビームとロービームを自動的に切り替え、対向車を幻惑することなく、常に最適な前方視界を確保する。

 

◆ブラインドスポットモニターシステム

走行中、斜め後方のブラインドスポット(死角)に存在する後続車輌を超音波センサーが感知。ドアミラー内にオレンジ色の警告灯を点灯させる。

 

◆アクティブセーフティブレーキ

前方の車輌や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させる。車輌および歩行者を検知し、作動範囲は5〜80km/hとなっている。

 

◆レーンデパーチャーウォーニング

車載カメラが車線を検知し、ウィンカー操作がない状態で車線からはみ出しそうになると警告を発する。

 

◆トラフィックサインインフォメーション

制限速度に関する道路標識をマルチファンクションカメラが読み取り、インストルメントパネルに表示。制限速度はドライバーが任意でクルーズコントロールまたはスピードリミッターに連動させることが可能。

 

◆ドライバーアテンションアラート

マルチファンクションカメラにより、車線に対するふらつきを検知し、居眠り防止の警告を発する。

 

◆フロント、バックソナー、バックカメラ

バックカメラは後進の際に車輌後方の状況をタッチスクリーンに自動で写し出す。距離や角度が認識できるガイドラインにより周囲の状況が手に取るように把握できるほか、障害物等が接近すると警報を発するソナーを前後に装備。※フロントソナーはSHINEに標準装備

 

<PureTech 1.2ℓターボエンジン搭載、JC08モード燃費15%向上>

パワートレインはグループPSAのピュアテック1.2ℓガソリンターボエンジン(アイドリングストップ付き)にアイシン・エィ・ダブリュとの共同開発による電子制御6速オートマチックトランスミッションEAT6を継続採用。ピュアテック1.2ℓエンジンは、エンジンマネジメントソフトウェアの最適化によりJC08モードを15%向上。JC08 モードで21.0km/ℓ(旧18.2km/ℓ)、WLTC モ ードで17.2km/ℓとなる。

 

<導入記念として特別仕様車「EDITION 2021」を設定>

新型「C3」導入記念として特別仕様車「EDITION 2021」(エディション2021)を設定。1インチアップの17インチホイールとルーフステッカー、さらにインテリアにテックウッド(一台一台木目の異なるプリント)を採用している。

 

 

<装備充実のSHINEとベーシックなFEELの2グレード展開>

特別仕様車のEDITION 2021をのぞき、グレードは「SHINE」と「FEEL」の2グレード展開。SHINEはEDITION 2021のベースとなる装備充実のメイングレードとなり、アドバンスドコンフォートシートとカラーアクセントの入ったエメラルド内装と、継続仕様のシートのスタンダード内装がそれぞれのボディカラーと組み合わされる。FEELはモノトーンルーフ(ボディ同色)、スタンダード内装とシート、16インチスチールホイール、フロントソナー、バックカメラ、ブラインドスポットモニターの有無などが相違点となる。

 

<4色展開のボディカラー>

ドアハンドルはブラック&クローム装飾。 スプリングブルーとルージュエリクシールは新色となる。特別仕様車のEDITION 2021はスプリングブルー、ルージュエリクシール、サーブルの3色展開。

 

<価格(消費税込)>

  • 235万円~269万9000円
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