マツダ、9月発売予定の新型クロスオーバーSUV「CX-60」の予約受注を開始

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マツダは6月22日、新型クロスオーバーSUV「CX-60の予約受注を全国のマツダ販売店を通じて6月24日より開始すると発表した。価格(消費税込)は299万2000円~626万4500円。なお、販売開始は2022年9月を予定している。

 

 

CX-60は、新開発したプラットフォーム「SKYACTIV マルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー」、新開発のトルコンレス8速AT、キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)、新開発したハイパフォーマンス4WDシステムの後輪駆動ベースi-ACTIV AWD、前輪にダブルウィッシュボーン、後輪にマルチリンクのサスペンションを採用するなど、高い走行性能や乗り心地を実現。「マツダインテリジェントドライブセレクト(Mi-Drive)」では新たにEVモードとトーイングモードを追加した。また、同社初採用の「ヒルディセントコントロール」や「ドライバー・パーソナライゼーション・システム」などの運転支援機能を採用している。

デザインコンセプトを「Noble Toughness(ノーブルタフネス)とし、力強いFR骨格やインテリア空間のタフさの中に、魂動デザインの知性やエレガンスを表現したとしている。エクステリアデザインでは、力強いフロントフェイスやロングノーズ・ショートデッキの動きのある骨格を特徴としており、インテリアデザインにおいては、幅広なインストルメントパネル、サイドルーバーからドアトリムへ連続する造形がワイドな空間を演出し、前後を貫く大型コンソールが構造的な強さを表現している。外板色には、第三の匠塗カラーで、禅の世界の「無」から着想した「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を初採用。室内では、幅950mm×長さ1021mmの大型パノラマサンルーフ、前後ドアトリムに白色のアンビエントライト、マツダ・ハーモニック・アコースティックスを採用している。

 

 

安全面では、「ドライバー異常時対応システム(DEA)」など、マツダ初採用の先進安全技術(i-ACTIVSENSE)を複数搭載したほか、既存の先進安全技術についても改良を加え、安全性を向上。加えて、360°ビュー・モニター、シースルービュー、などを採用し視認性を高めている。さらに、マルチロードパス、軸圧縮フレーム、骨格のストレート化により、エンジン縦置レイアウトでありながらクラストップレベルの歩行者保護性能と前面衝突安全性能を実現したほか、強度の異なる高張力鋼板を効率的に組み合せたBピラーを新たに採用。製造時・走行時の温室効果ガスの低減を図りながら、側面衝突時の必要性能も向上した。

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