ホンダは1月20日、AI技術やコンピュータビジョンといった領域におけるソフトウェア技術の開発強化に向けて、2021年12月に、教師なし学習によるAI画像認識技術に強みを持つHelm.ai(本社:米国カリフォルニア州)に出資したと発表した。
Helm.aiは、2016年11月に設立されたAIソフトウェアのスタートアップ企業で、ホンダのグローバルなオープンイノベーションプログラム「Honda Xcelerator(ホンダ・エクセラレーター)」を通じて、2019年からコラボレーションを行っている。今回のHelm.aiへの出資は、モビリティの知能化領域での価値創出を強化し、高い成果を迅速に生み出していくことを目的としている。これにより、両社の関係をさらに強化し、Helm.aiのAI技術とホンダの技術を融合した独自のソリューションの研究開発を加速するとしている。
ホンダは、今後もHonda Xceleratorの活動を通し、さまざまな領域で先端技術を持つ企業との関係構築を図りながら、高い競争力をもった魅力的な製品・サービスをカスタマーに提供していくと述べている。