ダイハツ「ハイゼット カーゴ」「アトレー」をフルモデルチェンジ

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ダイハツは、軽商用車「ハイゼット カーゴ」、「アトレー」およびそれらをベースとした特装車、福祉車両を17年ぶりにフルモデルチェンジ、また「ハイゼット トラック」、「ハイゼット トラック」をベースとした特装車をマイナーチェンジし、12月20日(月)から全国一斉に発売した。

【3車種共通の進化】

働き手の多様化や少子高齢化による労働力不足、新たな使用用途への対応等の軽商用車を取り巻く環境変化に対応するため、商用車に初めて「DNGA(Daihatsu New Global Architecture )」を展開。また、CVT車にクラス初となる電子制御4WDを採用。用途によりスイッチ操作で2WD/4WD AUTO/4WD LOCKの3モードが選択可能となっている。4WD AUTOモードでは、路面に合わせて最適な前後駆動力配分を行うことで、悪路や雪道など滑りすい路面を走行時の安定性を確保するとともに、乾燥した路面でのタイトコーナーブレーキング現象を抑制する。

さらに「ハイゼット カーゴ」「アトレー」のプラットフォームを一新するとともに、「ハイゼット トラック」も含めFR用CVTを軽商用車として初めて採用し、燃費や静粛性、発進性等の基本性能を向上した。また、最新の予防安全機能「スマートアシスト」等も採用している。

【新型「ハイゼット カーゴ」】

ラストワンマイルを担う小口配送ニーズの増加や建設業の方々の多能工化などによる多くの荷物を効率的に積みたいというニーズに応え、車体形状のスクエア化等によりクラス最大のの荷室長・荷室幅(4名乗車時)・荷室高、フラットで使い勝手の良い荷室スペースを実現するとともに、多数の収納スペースや快適装備を充実した。

 

 

【新型「ハイゼット トラック」】

従来からの広い荷台スペースと仕事の効率性を高める室内スペースに加え、インパネにアッパートレイを新設するなど豊富な収納スペースを確保したほか、LED荷台作業灯を採用。また、キーフリーシステム&プッシュボタンスタートや、電動格納式ドアミラーをクラス初採用するなど快適装備を充実。豊富なカラーバリエーションや、特装車のラインナップを設定した。

 

 

【新型「アトレー」】

レジャー等のニーズに対応するため、商用車ならではの広く積載性に優れた荷室を最大限活用できるよう4ナンバー(商用車)化した。車体のスクエア化により最大化された広い荷室空間や、フラットで使い勝手の良い荷室を実現したほか、質感にこだわった専用エクステリア/インテリアデザインや充実した快適装備を採用しながら、抑えた価格設定とした。

 

 

【特装シリーズ】

今回から「デッキバン」を「アトレー」にも新設定し、より幅広いニーズに対応したのに加え、「フレンドシップシリーズ」の「ハイゼットスローパー」、「アトレースローパー」も進化し、車いす乗車スペースの拡大と使い勝手の良さの向上を図っている。

<価格(消費税込)>

  • ハイゼット カーゴ:104万5000円~160万6000円
  • ハイゼット トラック:90万2000円~145万2000円
  • アトレー:156万2000円~182万6000円
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