首都高速道路、4月から34カ所の料金所がETC専用に

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首都高速道路(前田信弘社長)は12月10日、東京・埼玉・神奈川の34カ所の料金所を2022年4月からETC専用にすると発表した(うち5カ所は同年3月から)。

【ETC専用となる料金所(計34カ所)】

〈2022年3月1日から〉

一ツ橋、滝野川、浦和南(上)、晴海、安行

〈2022年4月1日から〉

霞が関(内)、霞が関(外)、代官町、空港西、新宿、初台、幡ヶ谷、護国寺、中環大井南、富ヶ谷、初台南、高松、王子北、四つ木(内)、四つ木(外)、清新町、さいたま見沼、浜町、加平(南)、加平(北)、加賀、新木場(西)、新木場(東)、大井、磯子、木場、横浜駅東口、新山下(上)、新山下(下)

これにより、ETC車載器を搭載していない車両は上記料金所を通行できなくなる。ETC無線通行ができない状態(ETC車載器未搭載等)で、誤ってETC専用の入口に進入した場合は「サポート」または「ETC/サポート」と表示されたレーンで一旦停車し、係員の指示に従う。

このETC専用の料金所の拡充に合わせて、ETC車載器購入助成キャンペーンが実施される(詳細は後日発表)。

2020年12月17日、国土交通省及び高速道路会社6社はETC専用化ロードマップを公表し、都市部においては5年後の概成を目標にETC専用化を推進している。

首都高速道路では、近年のETC利用率拡大(96.7%:2021年9月現在)等の社会情勢の変化を踏まえ、2022年4月から段階的にETC専用化を進めていく。2025年度中までに約9割(約160カ所)、2030年度頃にはすべての料金所をETC専用にする計画になっている。

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